更新日:2023年11月29日 / 公開日:2023年11月29日
初めてのお宮参りで、どんな服を着ていけばいいのかわからないというママ・パパもいるのではないでしょうか。今回は、お宮参りでの両親の服装選びのポイント、赤ちゃん・ママ・パパ別のおすすめコーデ・衣装について詳しく紹介します。それぞれのポイントをチェックして、服装選びの参考にしてみましょう。
神社やお寺にお参りするときは、TPOを考えた服装をすることが大切です。
お宮参りでの両親の服装選びのポイントをチェックしてみましょう。
夏や冬にお参りする場合は、体温調整しやすい衣装を選ぶことが大切です。
夏は通気性の良いもの、冬は保温性の良いものを着ていきましょう。
春や秋といった寒暖差が気になる時期は、カーディガンやストールなど羽織ものを持っていくと安心です。
とくに産後のママは体調が不安定なため、体調を崩さないように暑さ・寒さ対策をしましょう。
お宮参りは赤ちゃんが主役のため、両親の服装は赤ちゃんを中心として整えるのが基本です。
まずは赤ちゃんの衣装を決めてから、両親の服装を考えましょう。
赤ちゃんが和装なら両親も和装、ベビードレスを着るなら洋装にするといった決め方をすると良いでしょう。
また、お宮参りの服装は『格』を意識するのもポイントのひとつです。
一般的には洋装よりも和装の方が格上とされているため、同格で揃えるか、両親は赤ちゃんよりも格下の服装にしましょう。
両親が赤ちゃんよりも格上の服装をするのは、マナー違反となるので注意が必要です。
祖父母もお宮参りに参列する場合は、赤ちゃんの衣装を伝えて服装の格やスタイルを揃えてもらいましょう。
私服でお宮参りに行くのはマナー違反ではありませんが、フォーマルシーンに適した服装を選ぶのがポイントです。
以下のような露出が多い・カジュアルすぎるアイテムは避けましょう。
<露出が多いアイテム:例>
・ノースリーブ
・オフショルダー
・胸元や背中が大きく開いたトップス
・ミニ丈スカート
<カジュアルすぎるアイテム:例>
・Tシャツ
・スウェット
・デニム
・ハーフパンツ
・サンダル
・スニーカー
参拝先によって靴を脱ぐ場合もあるため、ストッキングや靴下を履いていくようにしましょう。
また、色合いや柄が派手な服装も適していません。
ママ・パパの服装は華やかになりすぎないように気をつけて、赤ちゃんを引き立てましょう。
ここでは、赤ちゃんにおすすめの和装・洋装について紹介します。
お宮参りの赤ちゃんの衣装は、『白羽二重(しろはぶたえ)』と呼ばれる絹で作られた白い内着に、『祝着(のしめ)』を羽織る和装が正装とされています。
祝着は、男の子・女の子によって以下のような色や柄が多く使われます。
男の子
色:黒・紺・青・深緑・水色・白など
柄:兜・龍・虎・巴太鼓・宝船・鷹など
女の子
色:赤・ピンク・淡い黄色・水色・白など
柄:蝶・花車・毬・鈴・束ね熨斗・糸巻き・鼓など
赤ちゃんの衣装は着物屋さんでレンタルすることも可能なので、費用を抑えたい場合は利用すると良いでしょう。
また、近年では、袴風にデザインしたロンパースも人気があります。
着物と比べて着脱しやすく、素材が柔らかで赤ちゃんが動きやすいのが魅力です。
デザインのバリエーションが豊富で価格もお手頃なので、手軽に和装スタイルにしたいというときにおすすめです。
和装よりも着脱や体温調節がしやすく、赤ちゃんの可愛さが引き立つデザインが多いことからベビードレスもおすすめです。
ご祈祷や写真撮影のときは、ベビードレスの上に祝着を羽織るのも良いでしょう。
ベビードレスは、白色でフリル・オーガンジー・レース・刺繍などを使った華やかなデザインになっています。
男の子・女の子どちらも着られるデザインなので、好みに合わせて選びましょう。
<おすすめアイテム>
・ボンネット付きセレモニー2WAYドレス
日差しや寒さ対策になるボンネット付きのベビードレスです。
伸縮性のあるリブ素材で着心地が良く、首元にはフリルがあしらわれているのが特徴です。
シンプルなデザインで赤ちゃんの可愛さを引き立てるデザインなので、お宮参りにぴったりです。
ここでは、お宮参りでのママの服装案とおすすめアイテムを紹介します。
和装を着用する場合は、色無地や訪問着の着物が適しています。
主役の赤ちゃんが引き立つように、桜色・水色・ベージュ・若草色など淡い色合いや控えめな柄の着物にしましょう。
洋装を着用する場合は、セレモニースーツやきちんと感のあるワンピースがおすすめです。
色は黒・グレー・紺・ベージュなど、控えめで落ち着いたカラーを選ぶのがポイントです。神社やお寺は歩きにくい道もあるため、安全性を考えてローヒールやフラットの靴を履いていくと良いでしょう。
<おすすめアイテム>
・ノーカラージャケット&ボウタイ風セミフレアワンピース
シンプルなノーカラージャケットと、軽やかな素材のボウタイ風セミフレアワンピースのセットです。
上身頃はボウタイのようなデザインで、スカートは控えめなセミフレアラインになっています。
冠婚葬祭に着用しやすいワンピースなので、フォーマルシーンで着回せるワンピースを1枚持っておきたい人にもおすすめです。
ここでは、お宮参りでのパパの服装案とおすすめアイテムを紹介します。
パパが着物を着用する場合は、一つ紋付きまたは三つ紋付きの羽織袴が正装です。
しかし、近年では袴を穿かないことも多いため、無地やシンプルな柄の着物でも良いでしょう。
お宮参りでのパパの服装は、ブラックフォーマルスーツ(礼装)や、黒・ダークグレー・濃紺といったダークな色合いのビジネススーツを着るのが一般的です。
シャツの白無地が基本で、サックスブルーやグレーでもOKです。
ブラックフォーマルスーツの場合は白やグレーのネクタイ、ダークスーツの場合はお祝い事に適した明るい色のネクタイを選ぶと良いでしょう。
<おすすめアイテム>
・スリムフィット 2ボタン3ピーススーツ
ジャケット・スラックス・ベストがセットになった3ピースのダークスーツです。
ダークグレー・控えめなチェック柄とクラシカルなデザインで、フォーマルシーンに着用しやすいでしょう。
軽量・ストレッチ性あり・シワになりにくいなど、機能性の高さも魅力です。
・ストレッチウォッシャブル 2ボタン2パンツ ビジネスセットアップスーツ
伸縮性が高く、お洗濯が可能な ストレッチウォッシャブルタイプのビジネスセットアップスーツです。
がっちり体型の人でも着用しやすい逆三角シルエットで、ゆとりのある着心地が特徴です。
ダークネイビー・目立ちにくいチェック柄でセミフォーマルな雰囲気があるため、入学式や卒業式などにも活用しやすいでしょう。
お宮参りは氏神様にお参りして、赤ちゃんが無事に産まれた感謝の気持ちと赤ちゃんの健やかな成長を願う大事な行事です。
お宮参りの服装は主役である赤ちゃんを中心に考えるのが基本なので、ママ・パパは赤ちゃんの衣装の雰囲気や格に合わせてバランスをとりましょう。
今回紹介した情報を参考に、赤ちゃん・ママ・パパに適した服装を選んで記念となる日を気持ちよく過ごしてくださいね!
・お宮参りでの両親の服装選びのポイントは、体温調整のしやすさで選ぶ・赤ちゃんの衣装の格やスタイルを合わせる・露出が多い服やカジュアルすぎる服は避ける
・赤ちゃんは白羽二重に祝着が正装で、ベビードレスを着用するケースも多い
・ママは和装なら色無地や訪問着、洋装ならワンピースやセレモニースーツがおすすめ
・パパは和装なら紋付き羽織袴が正装で、無地やシンプルな柄の着物でもOK、洋装ならブラックフォーマルスーツまたはダークスーツがおすすめ
この記事のライター
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