冬の沖縄だからこそ実現するプログラム

沖縄県・読谷村にある沖縄を代表するラグジュアリーリゾート「星のや沖縄」で、沖縄特有のスパイスで心身を調える「気巡りスパイス滞在」が始まります。

開催期間は2024年11月1日〜2025年2月28日まで。海岸線の美しい景色を眺めながら身体をしっかりと動かし、身体を温めるスパや、スパイスを使った食事で心身を温めるプログラム。気の巡りを調え、冬の寒さを乗り切る健やかな身体へと導きます。

気温が低く活動量が減る時期は、身体の熱を逃がすまいと全身を縮こめて筋肉がかたくなり、血流が悪くなると言われています。冬でも15°Cを下回ることが少ない温暖な沖縄は、屋外での運動に適した環境です。

本プログラムでは、東洋医学の「気」の概念と、琉球王朝時代の交易によって伝来し、今ではフレッシュな状態で入手ができるスパイスに着目。

琉球王朝時代の交易により各国から伝来した多種多様なスパイスやハーブは、温暖な気候を活かして今でも栽培されており、フレッシュな状態で入手することができます。屋外でも心地よく過ごせる冬の沖縄で、良質な食事と運動、更に東洋医学の考えを取り入れたスパで、寒い季節を乗り切る健やかな身体をつくるプログラムです。

スパイスを学び、味わう

チェックインの後、最初に待っているのはスパイスワークショップ。

琉球王朝時代から親しまれるスパイスの使い方や歴史的背景について学んだり、スパイステイスティングで自分の好みの味わいや香りを見つけたり。

さらに、摘み取ったばかりのフレッシュな香りのスパイスに、丁子（クローブ）や八角、ショウガなどドライのスパイスもあわせてスパイスオイルとシロップ作りの体験も。シロップをソーダで割ったり、オイルをサラダに合わせたり、滞在中にさまざまな組み合わせで味わえるほか、持ち帰って自宅でも楽しめます◎

食事は、滞在の流れに合わせて提供されます。

古くから沖縄では、食事は健康を守るという「クスイムン」の考え方があり、中国から伝わった「医食同源」という考え方とも合わさって、薬膳としてスパイスを用いた料理が親しまれています。

「気巡りスパイス滞在」の食事は、身体を温めることが期待できる生姜やシナモンなどのスパイスを用いた料理に、運動による火照りを和らげる野菜や豆類を使った料理など、滞在にあわせた食事を組み込みました。

1日目の夕食は、島こしょうと呼ばれる「ピパーチ」がアクセントのカリフラワーと紅芋のフリットなど、健やかな美へ導く全9品のコース料理。

2日目の夕食は「スパイス香る、琉球しゃぶしゃぶ」。朝鮮人参やシナモン、八角などを使った薬膳スープのしゃぶしゃぶです。

運動やスパのトリートメントも

エクササイズも本プログラムの重要な要素の一つです。

冬の沖縄は、屋外で身体を動かすのに最適なシーズン。目の前の自然海岸で行う「浜ウォーク」や朝のストレッチ「浜かじ鍛錬深呼吸」に参加します。加温されたインフィニティプールでは、水中エクササイズと浮遊浴の体験もできます。

また、「星のや沖縄 スパ」では、月桃の葉ともち米粉を練って蒸しあげた「月桃玉」で温めながらトリートメントを行う「月」を体験。穏やかな香りに包まれる心と身体がほぐれるメニューです。

運動・くつろぎとスパイスの相互作用で気の巡りを調えていきますよ。

「気巡りスパイス滞在」の料金は1名100,000円（税・サービス料込、宿泊料別）。3日間のプログラムで、スパイスワークショップ、星のや沖縄スパ 「月」1回、夕食2回、朝食2回、昼食1回、入浴セット2回、プールでのエクササイズと浮遊浴、浜ウォーキング体験、浜かじ鍛錬深呼吸が料金に含まれています。

定員は1日1組（2名まで）。公式サイトにて2週間前まで予約を受け付けています。

この冬、心身をリフレッシュさせたい人におすすめです！

「星のや沖縄」基本データ

＜住所＞〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間474
＜TEL＞050-3134-8091（星のや総合予約）
＜客室数＞100室
＜アクセス＞那覇空港から車で約1時間（有料の空港リムジンバスあり）

※2024年10月時点の情報です。詳細は、星のや沖縄の公式サイトにてご確認ください。

文：岡村幸治