更新日:2021年12月16日 / 公開日:2021年12月16日
整理収納コンサルタントの春名 陽子です。「着られる洋服はあるけど着たい洋服がない」「朝の洋服選びに時間がかかる」一度は感じた事があるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、毎日の洋服選びが楽しくなるような「ワクワクするクローゼットの作り方」について4つのステップに沿ってご紹介していきます。
いざクローゼットを片付けたいと思っても、何から始めたらいいかわかりませんよね。
そんな時に実践したい最初のステップが目標設定です。
「洋服を決める時間を減らしたい」「着ている洋服だけにしたい」など目標を決める事でゴールが明確になり、整理が進めやすくなります。
次のステップが整理です。
私が実践している手放す基準は以下5点です。
シミ・ほつれなど洗濯や裁縫でも解決できない場合、手放しています。「この洋服を着て人に会えるか」を意識すると整理が進めやすくなります。
20代で着ていた洋服が30代でもしっくりくるとは限りません。
「丈が短くもう着ない」などはっきりした理由が浮かぶモノは手放しています。
着なくなった理由を考える事で、次買う時に同じ失敗を繰り返さなくなります。
今ある洋服で合わせられないモノ、合わせる洋服を買うほどでもなく何年も着ていない場合は手放しています。
手放す事に迷った時は、その洋服を着て1日過ごしています。
手に取るだけで判断しづらい場合は、実際に着てみる事をおすすめします。「まだ着られる」と「まだ着たい」は別物と知ってから、「高かったから」「いつか着る」という執着を手放す事が出来ました。
3つ目のステップは、洋服を選ぶ基準を明確にする事です。整理しても、気づけばまた洋服が溢れてしまう方は多いと思います。
「残す理由」と「手放す理由」を考えモノと向き合う事で、購入時の洋服選びが慎重になります。
整理はいわば、【自分を知る作業】です。
・インナーに気を遣えないから、大きく開いた洋服は避ける
・チクチクするモノは着なくなるから、素材が気になったら購入しない
このように、自分を知ると購入時の失敗が減ります。
また、
・お得さで買った
・試着せず買って合わなかった
など、過去の自分の行動を認識する事も大切です。
4つ目のステップはクローゼットを整える事です。
ハンガー同士が絡まりにくくなるだけでなく見た目もスッキリします。
季節毎の洋服が把握でき、保有量を把握しやすくなります。
お気に入りの洋服だけが並んだクローゼットには沢山のメリットがあります。
・コーディネートに悩む時間が減る
・ほつれ等にすぐ気づける
・沢山着るので手放す際の罪悪感がない
洋服は着てこそ真の価値を発揮します。
モノと向き合い、洋服選びの基準を明確化する事でお気に入りの洋服だけが並んだワクワクするクローゼットが叶います。
いかがでしたか?
ここまで、ワクワクするクローゼットの作り方について4つのステップに沿ってご紹介しました。
皆様の暮らしに、役立つ事が出来れば嬉しいです。
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