更新日:2022年2月8日 / 公開日:2022年2月8日
整理収納コンサルタントの春名陽子です。チラシや学校のプリントなど、気づけばあっという間に溢れる「紙」。整理したいと思いつつ、つい後回しになっているご家庭も多いのではないでしょうか。そこで今回は、無理せず実践できる「紙の断捨離法」について、分類から収納の流れに沿ってご紹介していきます。
チラシや提出書類など、要るモノと要らないモノが家の中で混在していませんか?
書類整理の第一ステップは「分類」です。
見返さないチラシ、日程の過ぎたお知らせなど、明らかに不要な紙類を処分しましょう。判断がさほど必要なく、断捨離の効果も実感できます。
大分類→中分類→小分類の順で進めていくと整理が捗ります。大分類は、保険・住宅・医療といった大まかな分類です。
そこから
・種類別(例.生命保険と火災保険)
・人別(例.夫・妻)
・期間別(例.長期保管・短期保管)
といったように中分類→小分類に分けていきます。
ただし、最初から細かく分ける必要はありません。
種類別・人別・期間別など、家族が管理しやすい方法を見つけましょう。
紙で溢れない家にするためには、家に持ち込む紙を減らす事が大切です。
各種利用明細をインターネットでの確認に切り替える事で、紙を減らせます。
家電の取扱説明書をデータ化出来るアプリ等も充実しています。データ化する事で保管場所を減らすメリットがあります。
会員登録したら送られてくるようになった冊子やDMはありませんか?面倒に感じる停止も一度やればスッキリします。
紙を減らすと同様に、溜めない事も大切です。
すぐ記入し提出する事で、他の書類と混ざる心配もなく出し忘れも防げます。
帰宅後の動線に、紙ごみ用袋やシュレッダーを設置しておく事で溜めない仕組みを作れます。
日時のみ把握したい学校の行事等は、カレンダーアプリに入力する事で紙を手放せます。
書類を見返す可能性がある場合は写真を撮る・メモのスキャン機能等を使う事で、紙を手放せます。 短期保管の書類を「一時置きボックス」で管理する方も多いと思いますが、ボックスを「空の状態」にすることが理想です。
残す書類を収納する際のコツをご紹介します。
積み重ねる収納は、下の書類の存在がわかりにくくなります。書類を立てる事で、取り出しやすく戻しやすい収納が叶います。
人別、見返す頻度別などに応じてグループごとに管理しましょう。
入れ替えの可能性がある場合、ラベリングを手書きにするのも1つの方法です。ラベルと中身が一致している事が大切です。
期限切れの書類はないか、保管場所が曖昧な書類はないか、そもそも保管が必要か、適宜確認しましょう。
保管書類を減らすと、管理も減らす事が出来ます。
いかがでしたか?
ここまで、紙の断捨離法を分類から収納の流れに沿ってご紹介しました。書類を減らし、残す書類をわかりやすく収納する事で家も心もスッキリします。
皆様のお役に立てる事が出来れば、嬉しいです。
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