更新日:2022年4月1日 / 公開日:2022年4月1日
「あざとい」と聞くと、なんだか悪口のように感じますよね。しかし、最近では「あざとかわいい」という言葉のように、ポジティブな意味で使われるようになってきています。今回の記事では、「あざとい」の意味やあざとい女性の外見的・内面的な特徴について詳しく紹介します。
まずは、あざといの基本的な意味から紹介します。
知っているようで、どういう意味?と聞かれても説明できない人が多いのではないでしょうか。
「あざとい」は、実は辞書にも載っている、れっきとした日本語なんですよ。
「あざとい」を広辞苑で調べると、
・抜け目がなく貪欲。あくらつ
・思慮が浅い。小利口(こりこう)
と記載されています。
これらの意味からすると、「小ずるい」「貪欲」など、どちらかというと相手を軽んじるニュアンスで、あまり良い言葉とはいえないですね。
先ほど紹介した通り、「あざとい」は、本来の意味では、マイナスなイメージが強い印象です。
しかし最近ではニュアンスが変わってきて、褒め言葉として使われるケースが多くあります。
最近では、女性が「あざとい」と言われるときは、「男性にモテるために、計算してかわいらしい言動をしている」という意味で使われることがほとんど。
「イイ女」「小悪魔的な魅力がある」というニュアンスでも使われるので、一概に悪い意味とは限らないのです。
「あざとい」と「かわいい」を組み合わせた「あざとかわいい」は、基本的にプラスの意味。「かわいい女子で、しかも駆け引き上手なんて、無敵」と羨望のニュアンスで使われることが多いです。
「あざとい」と言われる女性には、共通した特徴があります。
まずは、外見編から。
あなたの周りにも、こんな“あざとい女子”はいませんか?
あざとい女性は、基本的にフェミニン系です。
あざといという言葉には「計算高く小悪魔的」というニュアンスも含まれていますが、いかにも大胆に露出!という感じではないのがポイントです。
男性モテを狙うからこそ、服装はあくまで女性らしく清楚に。
あざとい女性は、自分の好みよりも男性目線で、いかにモテるかを優先して服を選んでいるのです。
あざとい女子は、ボーイッシュな服装をほとんどしません。
ふわっとしたスカートを身にまとって、女子力を常に全開にします。
スカートといっても、ミニではなくて、ヒザ丈スカートやロングスカートというのが特徴。
清楚な女性らしさこそ、男子ウケすることを知っているのです。
あざとい女子のメイクは、“ナチュラルメイク”。
ただし、薄化粧というわけではなく、自分のコンプレックスをうまく隠した上で、ナチュラルに見えるメイクをするのが特徴。
アイラインや眉毛についても、一ミリ単位のこだわりを持っている人も多く、自分を可愛く見せるためのメイクテクニックを熟知しているのです。
あざとい女性は、計算高く駆け引き上手。
男性の気を引くためには、あらゆる仕草や行動を駆使します。
ここからは、あざとい女性ならではの、あるある行動を紹介します。
あざとい女性は、同性の前と異性の前では態度を変えます。
その様子は、同性から「ぶりっ子」と思われることも多いでしょう。
しかしあざとい女性は、「モテれば良い」という思考です。同性にどう思われようと気にしません。
ボディータッチは、今も昔も「モテ」の鉄板。
しかし、過剰なボディタッチを嫌がる男性は少なくありません。
だからこそ、あざとい女性はあからさまなボディータッチはおこないません。
なんとなく距離が近い、一瞬肩があたる、などあざとい女子は、男性がドキッとするポイントを突いて、男心を刺激するのです。
あざとい女性は、オーバーリアクション。
男性とのちょっとした世間話でも、「すごいね」「さすが!」などと褒め、笑顔を絶やすことはありません。
男性は、基本的に自分の話を聞いて欲しいので、聞き上手なあざとい女性と一緒にいると、自尊心が満たされ、心地よさを感じるのです。
あざとい女性は甘え上手。
「おねがい……これやってほしいの」と上目遣いで頼むので、頼まれた男性もまんざらではありません。「ぼくが付いていないと」という使命感に駆られて、つい守ってあげたくなるのです。
あざとい女性は基本的に社交的。
もともと人との距離を縮めるスキルに長けているので、その技術を恋愛にも応用しているのでしょう。
「自分にやさしく接してくれる」というのは、男女問わず恋愛感情の引き金になるのです。
あざとい女性は、気配り上手です。天然で気配りすることもありますが、異性の前では「気配りできる私」を演じていることも少なくありません。
たとえば、飲み会でのサラダの取り分け。
「〇〇くんのぶん分けておいたよ」なんて、気配り上手なところをあえてアピールする人も多くいます。
あざとい女性は男性を褒めるのが上手。
洞察力に長けているので、「相手が何を言えば喜んでくれるのか」「相手がどのような言葉を望んでいるのか」がなんとなく分かるのです。
自分の話した内容に興味を持ってもらえて、さらに褒め言葉までもらえると、単純な男性は「この子は俺のことを分かってくれる」と恋愛感情を抱くようになるのです。
最後に、あざとい女性の性格や心理傾向を紹介します。
計算高さは、もともとの性格はもちろん、普段の努力も大きく関係しているのです。
あざとい女性の頭の回転はピカイチ。
状況を適切に把握して、自分が今どう振る舞うべきか迅速に判断することができます。
その特性を、恋愛だけでなく仕事に生かす、あざとい女性も多く存在します。
職種でいうと、女子アナや秘書などに多いタイプといえるでしょう。
あざとい女性は、「一番かわいい自分」を見せるための努力を惜しみません。
休日にはメイクの研究をしたり、ボディーラインを保つためジムに通ったりします。
コンプレックスはあっても、それを跳ねのけようと、ひたむきに努力を重ねるのです。
あざとい女性は、基本的に自分に自信があります。
「私はかわいい」という自覚があるからこそ、行動に移せるのでしょう。
また、あざとい女性は、女性としての自信を保つために、自分磨きを欠かしません。
あざとい仕草はすべて、努力で蓄積した自信がエネルギー源になっているのです。
あざとい女性は、「モテたい」という欲望以上に、「モテている自分が好き」という人が多いです。そのため、好きな人と結ばれたとしても、あざとい仕草が変わることはありません。
あざとい女性は、不特定多数の男性にちやほやされることにこそ、喜びを感じるのです。
あざとい女性は承認欲求が強めな傾向があります。
SNSでもアイコンに自撮り画像を使ったり、「前髪切った」という情報と共に自撮り画像を投稿したりすることも。
このとき、「いいね」の数が少なかったり「かわいい」などのコメントがなかったりすると、落ち込んでしまうのも、あざとい女性の特徴です。
少し前まで「あざとい」はあまり良くない意味でしたが、最近ではニュアンスが変わってきて「イイ女」「小悪魔的な魅力がある」など褒め言葉として使われています。
あざとい女性の多くは、自分がどう見えるかを緻密に研究しています。
普段はかわいらしい雰囲気でも、エステやジム通いなど人知れない努力を重ねている方も少なくないでしょう。
あざとい女性は同性にとっては「ぶりっ子」と映りがちですが、よく観察すると、社交性や細かな気配りにあふれています。周囲にあざとい女性がいるなら、「男性からも女性からも人気があるヒミツ」を探ってみるのも良いかもしれませんね。
・本来「あざとい」はネガティブな意味合いだが、最近では褒め言葉として使われることも多い
・あざとい女性は、フェミニンで清楚なファッションを好む
・あざとい女性は、人懐っこくて気配り上手
・あざとい女性は、状況に応じて、自分がもっとも良く見える振る舞いができる
この記事のライター
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