更新日:2022年9月27日 / 公開日:2022年9月27日
整理収納コンサルタントの春名陽子です。片付けても先が見えなくて不安になったり、片付ける心の余裕が持てなくなったり、様々な理由で片付けが停滞してしまう事ってありますよね。停滞期を乗り切るために今までと別の観点から片付けしてみるのも1つ。今日はそんな停滞期を乗り切る為の方法を5つご紹介していきます。
片付けをしようと思う時、気合を入れて大きな空間から始めたくなりますよね。
しかし、大きな空間から手をつけると「たいして変化していない…」「モノを移動させているだけのような…」と、途中でこのように感じ、片付けが停滞してしまう場合があります。
手に負えない物量を目の当たりにし、やる気が失われてしまうからです。
そんな時は、引き出し1段分など小さな空間から始めるのがおすすめです。
終わりが見える範囲から始める事で、自分にも出来たという成功体験を積む事が出来ます。
この成功体験がある事でモチベーション維持につながり、結果コツコツと継続しやすくなります。
一気に片付けようとすると気力が必要ですが、1日10分など時間を決めると、気負わず片付けと向き合う事ができます。
小さな空間や短い時間だと、終わりが見えないと感じるかもしれません。
ただ、大きな空間・長い時間をかけて停滞した経験がある場合は、小さな空間・短い時間でコツコツと成功体験を積み、突破口を見つけていくのも一つの方法です。
片付けで停滞する時は、一気にやらなくては!という気持ちが先行している可能性が高いので、無理のない範囲で行うのも停滞期を脱する1つのカギです。
10分で1つでもモノと向き合えば、それだけで十分進んでいるのです。
片付けで停滞する理由の1つに、要不要の判断が進まない事が挙げられます。
そんな時は、判断がさほど伴わないモノから進めるのがおすすめです。
例えば賞味期限の切れた食材は、期限切れか否かの判断は必要ですが、賞味期限という1つの目安があるので判断しやすいものの1つ。
他にも明らかなゴミから処分していくだけでも部屋の景色が見違えてきます。
片付けをしていると、残すか処分するか迷うモノが必ず出てきます。
そんな時は、「残す」「処分する」以外に「保留ボックス」を設け、考える時間を設けましょう。
「残す」「手放す」の2択だとどちらかに絞ることにストレスを感じてしまいますが、「保留」の存在がある事でストレスが緩和されます。
片付けで停滞した時こそ、ストレスを感じずに楽しく作業する事はとても効果的です。
一度片付けを行った場所を再度見直すと、前回は残すと決めたモノでも手放し対象に上がる事があります。
「数をもっと減らそう」「用途が重複している」など、前回より判断スキルやスピードが着実に上がっていきます。
全体を俯瞰しながら作業出来るようになっていくので、同じ場所を見直すのはとても有効です。
いかがでしたか?
ここまで、片付けの停滞期を乗り切る方法を5つご紹介しました。
今までと少し方法を変えてみると、今までとは違った観点からお片付けが進められます。
片付けの方法に正解はないですが、少しでも参考になれば嬉しいです。
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