あやめの花言葉は怖い?色別(紫・白・黄色)種類別の意味についても解説!

更新日:2022年10月24日 / 公開日:2022年10月24日

初夏に咲く艶やかなあやめは、ガーデニングでも人気の育てやすい花。そんなあやめには、美しい花にあう前向きな花言葉もあれば、色によっては少しネガティブな印象の花言葉もあります。この記事では、あやめの花言葉を紹介し、怖い意味があるのかや色別の花言葉についても解説していきます。

1.あやめの花言葉

あやめの花言葉にはどのようなものがあるのか、くわしくみていきましょう。

1-1.あやめの全般の花言葉の意味

あやめの全般の花言葉は以下のものがあります。

・よい便り
・message(メッセージ)
・hope(希望)
・愛
・優雅
・信じるものは救われる
・信頼

しなやかで美しいあやめの花姿そのものを表現したような、愛情深く上品な印象がありますね。
ポジティブな花言葉ばかりなので、あやめを贈り物にすると喜ばれるのではないでしょうか。

1-2.あやめの花言葉は怖い意味がある?

あやめの花言葉は素敵なものが多いですが、少し怖いといわれているのが『イエローアイリス』の花言葉です。
花そのものは鮮やかな黄色でとても爽やかなのですが、花言葉の中に『復讐』といったネガティブな意味がついています。
あやめに限らず、黄色い花にはネガティブな花言葉が多いのですが、これには次のような理由があります。
中世ヨーロッパでは迫害の対象者に黄色い服を着せたり、裏切り者に対して玄関のドアを黄色く塗ったり、とよくないイメージの行動に使われることが多いのです。
ヨーロッパでは黄色=ネガティブなイメージの色として使われているため、イエローアイリスにも『復讐』という怖い意味の花言葉がついたといわれています。

2.【色別】あやめの花言葉

あやめには紫、白、黄色などの色がありますが、それぞれの色に花言葉があります。
ここでは、あやめの色別の花言葉についてみていきましょう。

2-1.紫のあやめの花言葉

あやめの一番メジャーな色といえば紫。
紫のあやめの花言葉は、あやめ全体の花言葉と同じく『良い便り』です。
大事な人に何かを伝えるために贈り物をするときは、紫のあやめを選べばまず間違いないですね。

2-2.白のあやめの花言葉

白いあやめには、以下のようなとても素敵な花言葉があります。

・純粋
・あなたを大事にします
・優しい
・神秘的

白のイメージである『純白』そのもののような花言葉です。
白い花はあやめ以外にも純粋なイメージの花言葉が多いですが、あやめの花言葉は心が暖かくなるような印象です。
このような意味をもつ白のあやめを贈り物としてもらったら嬉しいですね。

2-3.黄色のあやめの花言葉

紫、白と素敵な意味を持つ花言葉を紹介してきましたが、少しネガティブな花言葉をもつのが黄色のあやめです。

・復讐
・消息
・音信

黄色という色そのものは活発なイメージですが、花言葉を考えると贈り物にするのは少しためらうかもしれません。
しかし、あやめ全般の花言葉は『愛』『信頼』などポジティブな意味なので、前向きなメッセージを添えて贈れば、そこまで怖がる必要はないでしょう。

3.【種類別】あやめの花言葉

あやめとよく似た花に、『花菖蒲(ハナショウブ)』と『カキツバタ』があります。
厳密には違う種類の花ですが、一般的にはこれらをまとめて『あやめ』と呼んでいます。
そこで、あやめの種類別の花言葉についてもみていきましょう。

3-1.花菖蒲(ハナショウブ)の花言葉

花菖蒲には以下の花言葉があります。

・嬉しい知らせ
・よい便り
・優しい心
・優雅

基本的にはあやめの花言葉とほぼ同じ、ポジティブな意味が込められていますね。
『優しい』『嬉しい』といった、気持ちがやわらかくなるような花言葉がついています。

3-2.燕子花(カキツバタ)の花言葉

燕子花(カキツバタ)には以下の花言葉があります。

・幸せは必ずくる
・幸せはあなたのもの
・贈り物

こちらもポジティブな花言葉です。
幸せというキーワードも多く、とても心が暖かくなる花言葉ですね。
3つの花言葉をまとめると『幸せをお届けする』という素敵な意味合いにもなるので、贈り物としてぴったりではないでしょうか。

4.【基本情報】あやめはどんな花?

あやめの基本情報は以下のとおりです。
ここでは、あやめについてくわしく解説していきます。

4-1.あやめの特徴

あやめは真っ直ぐな茎の先に、垂れ下がるように1〜3輪ほどの花を咲かせるのが最大の特徴。
主に低山や高原に自生する多年草で、暑さにも寒さにも強く育てやすいことから、自宅での栽培にもとても人気な花ですね。

4-2.あやめ名前の由来

あやめの名前の由来は、並列に並んでいる葉っぱが、まるで木の木目にあらわれる『文目(あやめ)』にそっくりであることからきています。
また、一説には花の中央にある黄色の模様が『網目』に見えることから、『あやめ』になったという説も。
なお、学名の『Iris(イリス)』は、ギリシャ神話に出てくる『虹の女神』の名前が由来となっています。

4-3.『アヤメ』『カキツバタ』『ショウブ』の違い

アヤメ、カキツバタ、ショウブには以下の違いがあります。

単体でみると見分けがつかないほど似ていますが、特徴を並べてみると科・属が全く違う花であることがわかります。
また、生育地も水辺や草地の違いや、草丈などにも違いがありますね。
どこに咲いている花か、葉や花びらの付け根の色はどうか、などで見分けるのが手っ取り早い方法かもしれません。

ポジティブな花言葉を持つあやめの花を楽しもう!

あやめには『良い便り』『愛』『優雅』など、全体的にポジティブな花言葉がつけられています。
ただし、ヨーロッパでは黄色=ネガティブなイメージがあることから、黄色のあやめには少し怖い印象の花言葉もあります。
贈り物にするには注意が必要ですが、あやめ全般の花言葉はポジティブなものばかりなので、贈る相手に伝えたいメッセージを添えてプレゼントするのがおすすめです。
また、あやめに似た菖蒲(ショウブ)、カキツバタにも『優しい心』『幸せは必ずくる』など愛に溢れた素敵な花言葉がついています。
大切な人にプレゼントとして贈ったり、ガーデニングで育てたりして、あやめの美しい花姿を楽しみましょう!

まとめ

・あやめ全体の花言葉は『よい便り』
・あやめには色別・種類別の花言葉がある
・黄色のあやめは花言葉の意味から贈り物には注意
・あやめに似た花には菖蒲、カキツバタがある
・あやめの花言葉には素敵な言葉が多い



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