更新日:2022年11月24日 / 公開日:2022年11月24日
整理収納コンサルタントの春名陽子です。片付け=モノを減らす事をイメージしがちですが、スッキリな暮らしを実現するためには、実はモノを増やさないように意識する事も大切なんです。モノを増やさないコツがわかれば、モノの取り入れ方が変わる事間違いなし。今回はモノで溢れない為の5つのヒントをご紹介していきます。
自分で買ったモノとは別に、人から頂き物をしてモノが増える場合もありますよね。
使うつもりで手に入れたモノではないので忘れ去られやすいですが、そんな時は目立つ場所に置いてすぐ使うようにしましょう。
例えば試供品。
普段使っている化粧品の前に置き、今使っているモノを中断してでも優先的に使えば、保管場所も考えずに済みます。
食品でも化粧品でも、新鮮なうちに使い切ると気持ちもスッキリします。
使い捨てカトラリー・おしぼり・ボールペン・何かのおまけなど、無料で手に入りやすいモノって意外とありますよね。
すぐ使えば問題ないのですが、家に持ち帰ると置き場所を決めていないが故に、たちまちモノで溢れます。
そんな時は、貰わないというのも選択肢の1つです。
私はかつて沢山のボールペンを持っていましたが、結局いつも使っているのは自分が好きなボールペン。貰ったボールペンの出番はいつまで経ってもありませんでした。
たとえ無料でも、自分にとって必要のないモノはなるべく家に入れないようにし、止められるモノを止めてしまえば、置き場所に悩む時間・捨てる時間などあらゆる時間を減らすことが出来ます。
収納スペースが広いと際限なく買ってしまったり、収納スペースが狭いとモノが溢れて床置きが増えたりと、一気に管理・把握がしにくくなります。
収納スペースは住宅事情によって様々ですが、スペースの大小に関わらず、モノを増やしすぎないコツは収納スペースの上限を決める事です。
【把握できる量=適正な収納スペース】と考えると、収納範囲を割り当てやすくなります。割り当てた収納範囲に収まるだけ買うようにすれば、買いすぎを減らせます。
我が家の場合は、ファイルボックス=日用品を管理・把握できる量。
ここに収まる範囲で日用品を買うようにしてから、重複買いがなくなりました。
モノを簡単に増やさないようにするため意識したいのが「1OUT1IN」です。
【今あるモノを使い切ってから新しいモノを買う】
コスメ等はまだ残っているのに、新しいモノに目移りしてしまう事もありますよね。
そんな時は使い切れるサイズを選ぶのも1つです。
使い切ると新しいモノを気分良く使えますし、モノの総量が増えないのでモノで溢れにくくなります。
自分にとっての【適正量】について考えたことはありますか?
適正量はいわば、自分が管理・把握できる量を指します。
管理・把握が出来ていなければ、モノを持ちすぎているサイン。
多いから悪い、少ないから良いというわけでなく、自分が心地いいと思える量を見つけましょう。
自分の適正量がわかれば、必要な時に必要なモノだけ買う暮らしに変化していきます。
いかがでしたか?
今回はモノを簡単に増やさない為の方法について5つご紹介しました。
皆様のお役に立つことが出来れば嬉しいです。
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