更新日:2023年3月2日 / 公開日:2023年3月2日
整理収納コンサルタントの春名陽子です。終わりが見えない、モチベーションが続かない、気持ちのゆとりがない…様々な理由でお片付けが停滞することってありますよね。停滞期にも種類があって対処法は様々。今回は、そんな停滞期を乗り越えるための原因別の対処法を5つご紹介していきます。
片付けたい気持ちがありながら、片付けと向き合う余裕がない事ってありますよね。
そんな時は思い切って片付けを中断してみましょう。
気持ちの余裕を取り戻すために「片付け」や「断捨離」のことは一旦忘れ、心身の回復を優先させましょう。
心身が回復すれば、また自然とやる気が出てきます。
その時が、片付けを再開する最適なタイミングとも言えます。
片付けが停滞する理由の1つに、片付けの目的が曖昧という事が挙げられます。
目標・ゴールが曖昧だと、停滞するのも無理はないですよね。
「何で片付けをしようと思ったのか」「どんな暮らしがしたいのか」
片付けに行き詰まった時こそ、原点に帰って目的を思い出してみてください。
【片付けた先の理想の暮らし】をはっきりとイメージするとワクワクします。
片付けを進めるにつれて手放し基準が曖昧になります。
最初は明らかに不要なモノを取り除けばいいのですが、モノが減っていくに連れて判断が必要になるからです。
「とりあえず取っておこう」と保留にするモノが増えたり、かたや「とりあえず捨てちゃえ」と少し投げやりになったり。
・○年使っていないモノは一律処分
・○個以上あるモノは、○個だけ残す
・「保留」分は○ヶ月以内に判断を下す
このような基準は、手放すか迷った際の助けになります。
また、「過去」でも「未来」でもなく、「今」必要かを基準にしてみてください。
【過去】や【未来】にとらわれたままだと片付けは進みません。
期間を決めて一気にやるのが、全員に合うやり方とは限りません。
一気にやろうと意気込んだものの片付け熱が冷めた…とはよく聞く話です。
そんな時は、1日○分、1日1箇所など、コツコツ進めましょう。
引き出し1段分など小さなスペースを整える事で「出来た!」という成功体験を積む事が出来ます。
終わりが見える範囲から無理なく進め、ペースを掴んできたら範囲を広げていきましょう。
自分に合ったやり方で進めるのが1番です。
変化が見られず停滞した時は、片付ける場所を変えてみましょう。
大物に取り掛かってみると、部屋の景色がガラリと変わるのでおすすめです。
処分保留にしていた粗大ゴミをなくすだけでもスッキリしますし、一歩前進。
部屋が変化するので、モチベーションもアップしていきます。
家中のあちこちに手をつけていると、混乱して停滞しやすくなります。
ある程度、順番を決めて取り掛かりましょう。
・賞味期限で要不要が判断しやすい食品から取り掛かる
・洗面所の規模で慣れてからキッチンに取り掛かる
・判断に時間のかかる思い出や書類は後にする
大まかに決めるだけでも停滞しにくくなりますよ。
いかがでしたか?
ここまで、お片付けで停滞した時の原因別対処法をご紹介しました。
皆様のお役に立つ事が出来れば嬉しいです。
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