更新日:2023年4月2日 / 公開日:2023年4月2日
整理収納コンサルタントの春名陽子です。「自分は片付け上手さんと比べて何が違うんだろう」と感じたことはありませんか?片付け上手さんは、スッキリした空間を保つために意識的に実践していることがあるんです。今回はそんな片付け上手さんと片付け下手さんの違いについて、行動面や心理面の観点からご紹介します。
片付け苦手さんに共通しているのが【相対的に物量が多い】という事です。
多いから悪い少ないから良いのではなく、自分が管理できる「適正量」にすることが大切です。
無料サンプル、日々届くDMなど、何となく受け取っているモノはありませんか?
片付け上手さんは不要と判断したモノは家に持ち込みません。
必要なサンプルだけもらう、不要なDMは解約するなど、家に持ち込まない工夫をしています。
家に持ち込むモノを減らせば、置き場所を考える必要もなく、後々処分する手間も減らせます。
片付け上手さんは「本当に必要か」「どこでどう使うか」まで想定しモノを買っています。
妥協せずモノ選びをするので失敗が少ないのが特徴です。
「これでいい」から「これがいい」を意識して買い物すると、心の満足度も増します。
片付け上手さんは、定期的にモノの見直しをしています。
結果、家に何がどのくらいあるか把握でき、スッキリした空間を保てるのです。先延ばしにすると処分が億劫になるので、「今」必要かを焦点に定期的に見直しましょう。
いざモノを手放す時、残す理由を全力で考えていませんか?
片付け上手さんは、捨てるにとらわれないモノの手放しが上手。
手放すのは「目的」ではなく、自分が残したいモノを見極める大切な「手段」です。
売る・譲る・寄付など方法も多様化しているので、自分に合った方法で手放してみましょう。
自分より必要としている人がきっといます。
モノを購入する際、置き場所を想定していますか?
片付け下手さんは購入してから置き場所を考えるのに対し、片付け上手さんは置き場所を決めてからモノを購入します。
床・カウンター・机などに置きっぱなしにならないよう、「収める意識」で買いましょう。
モノがギュウギュウで取り出しにくのが片付け苦手さんの特徴です。
詰め込んでいるが故にモノが見つからず、重複買いして更にモノが増えるのです。
片付け上手さんは常に「余白」を意識しています。
余白があることで、イレギュラーなモノの置き場所に対応できたり、取り出しやすかったりとメリットは沢山。格段にモノの把握がしやすくなります。
片付けをする時、まずやりたい事が【整理=要不要の判断】です。
しかし、片付け苦手さんは収納グッズを購入し「収納」から考えがちです。
一方、片付け上手さんは【整理→収納】の順番で片付けを実践しています。
収納ケースもモノなので、ケースの増やしすぎは注意が必要です。
モノを整理したのち、何をどのくらい入れたいのか考えてから収納ケースを買いましょう。
いかがでしたか?
ここまで、片付け上手さんと片付け苦手さんの違いについてお伝えしました。
行動面も心理面も、ほんの少しの意識で変わります。
皆様のお役に立つことができれば嬉しいです。
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