整理のプロに聞く「手放すと快適に暮らせる」3つのモノ

更新日:2023年7月20日 / 公開日:2023年7月20日

整理収納アドバイザーのmaikoです。すっきりと心地よく暮らすには、モノの持ち方は大切なポイント。多くのモノがあると安心を感じがちですが、実はなくても大丈夫なモノも多いんです。そこで今回は「すっきりと心地よく暮らすために必要ないモノ」をご紹介します。

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①「いつか使うかも」としまってあるモノ

すっきりと心地よく暮らすために必要ないのは、いつか使うかもとしまい込んでいるモノ。

モノを整理する時に、今は使わなくても、「いつか使うかも」と思うことは多いですよね。しかし、そうしてしまいこんだモノが、また活躍できることはそう多くはありません。

大切なのは、今、心地よく暮らすこと。来るかわからない「いつか」のために、貴重な収納スペースを取られてしまうのは、もったいないですよね。いつか使うかもと思ったモノも、しまいこんでしまうことで、結局「使っていないモノ」となりがちです。

すっきりと心地よく暮らすためには、収納スペースも風通しよくしておきたいもの。いつか使うかもとしまい込んでいるモノは、なくても大丈夫です。

②必要以上のストック

食材や消耗品のストックは、快適に暮らすために必要なモノです。しかし、必要だからといって、必要以上のストックを持ってしまうと、すっきりと心地よい暮らしから遠ざかってしまいます。

ストックの適正な量は、家族の人数や買い物の頻度、収納スペースなどによってそれぞれ。適正な量のストックを持つことは暮らしに安心感が加わりますが、それ以上のストックを持ってしまうと、今度は安心感よりも管理の手間が上回ってしまいます。

特に、「まとめ買いでお得だったから」といった理由で購入するモノには、注意が必要です。すぐに使い切るモノであれば問題ありませんが、なかなか消費しないモノは収納場所が必要になり、管理の手間も生まれます。それに、なかなか消費しないモノをまとめ買いで安く手に入れても、果たして本当にお得なのかも疑問です。

食材などは期限もあり、使いきれなくてムダにしてしまうことも心配です。まとめ買いを上手に利用するのは大切なことですが、適正な量のストックを意識しましょう。

すっきりと心地よく暮らすには、必要以上のストックは持たなくても大丈夫。きちんと管理できる量で、暮らしに合わせて持つことが大切です。

③「あったらいいな」と思うモノ

買い物に行ったお店や、インターネット、SNSなどで見かけたモノを、「あったらいいな」と思うことはよくありますよね。しかし、単純にモノを手に入れれば、心地よい暮らしになるとは限りません。

あったらいいなと思うモノは、便利そうなモノやステキだなと思うモノ、流行っているモノなどさまざま。欲しい気持ちが高ぶることもありますが、本当に必要なモノかをきちんと見極めないと、モノは増える一方です。

モノが増えるということは、管理する責任が増えること、スペースが必要になることです。すっきり心地よく暮らすためには、欲しい気持ちを満たすだけでなく、トータルで考なければいけません。

「あったらいい」は、「なくても大丈夫」ということ。買い物する際には、「あったらいいな」からもう一歩踏み込んで、心地よい暮らしにつながるモノなのかをきちんと考えたいですね。



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