読書オタクのミニマリストが「本棚の断捨離」に成功した6つのコツ

更新日:2024年4月28日 / 公開日:2024年4月28日

本好きな人にとって難しいのが書籍を減らすことです。今回は子供の頃から読書が好きだった整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)が本の処分に成功したコツを6つご紹介したいと思います。

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本を減らせたポイントを紹介

小学校の時から「趣味」といえば読書。

中学生になった頃からは古本屋さんでコツコツと文庫本や漫画本を買い集めて、家には常に300冊以上の蔵書がありました。

大人になって1人暮らしを始めてからも本は捨てられず、ずっと大きな本棚と暮らしていた本好きオタクだったのですが、転勤族になり本を減らさなくてはいけなくなりました。

とはいえ本好きにとって本の断捨離は苦渋の選択。

現在では仕事関係の蔵書を抜けば20冊ほどまで本を減らすことができたのですが、そこに至るまでは紆余曲折がありました。

今回はそんな私が本を大きく減らすことができたポイントを6つご紹介いたします。

①「読みたくなったらまた買う」と割り切る

本、と一口に言っても文学から芸能、漫画、ビジネス本、雑誌など色々なジャンルがありますよね。

私がまず着手したのは小説や漫画などストーリーがある本でした。

というのも自分の行動パターンを見返してみるとストーリーが頭に入っている小説は読み返す率が低く、お気に入りの数冊以外は何度も読み返すことがないというのがわかってきたからです。

お金がない学生時代は一冊の本を何度も読んだりしていたのですが、大人になって時間が貴重になった今は「一度読んだ小説を読み返すくらいならば新しいストーリーが読みたい」と気がついたので小説は潔く手放すことに。

現在はネットでも古本が見つけられる時代。

読みたくなったら数百円出せばすぐにまた購入することもできます。

気軽に読み返すことができる漫画に関しては何度も読んでいた作品も多かったのですが、絶対に手元に残したい本以外は思い切って手放しました。

②実用書は書き込みをして捨てやすくする

ビジネス書や実用書は読み終わった後に手放しやすくするためにどんどん書き込みをして「使い倒して」いくことにしました。

気になる箇所には線を引いたり、一言メモをしたり。

そうやって教科書のようにして読むと読了後の充実感もありますし、書き込んだ本は「どこかに売る」などの選択肢がなくなり捨てやすくなります。

以前は本自体を汚さないよう付箋を使って書き込みをしたりしていましたが「知識を頭に入れるための本は使い込んで汚す」と切り替えたことで本の買い替えサイクルが上がり、読書量も増えました。

③積読しない

手元の本の数を一定数で保つためには未読の本を減らすことも大切でした。

本屋に行って新しい本を買うのは手元に未読の本がなくなってから。

そのルールを守るようにしてからは本棚から本が溢れにくくなりました。

④図書館・レンタルの活用

少し古いベストセラー本などは図書館に行けばかなりの確率で置いてあります。

近所の図書館に行って蔵書を眺めてみると、手持ちの本の中でも図書館で借りられるものが結構あることに気が付き、また本の手放しが進みました。

漫画が読みたくなった際にはゲオなどの商業レンタルサービスを利用しています。

漫画は中古になると借りるのと変わらないような値段になっていることもありますが、やはりスペースの問題を考えるとレンタルサービスはありがたいものです。

⑤読み放題のサブスク活用

昨年、iPadを購入したのを機にKindleの読み放題サービスに加入しました。

入会してみてびっくりしたのが読み放題に含まれる本の量。

SNSやネットの口コミで見かけて「あ、これ気になるな」と思った本が読み放題サービスに含まれていた、ということも一度や二度ではありません。

昔大切に蔵書していた小説もほとんどが読み放題のサービス内に含まれていてまた気軽に読み返すことができるようになりました。

(とはいえ、前述したように結局古い小説を読み返すことはほとんどないのですが…)

活字好きにとって本当にいい時代になったものだと思います。

⑥電子書籍への移行

以前は電子書籍が苦手だったのですが、Kindleの読み放題サービスで馴れたため最近は新規で購入する本は電子書籍で購入することも増えてきました。

馴れてしまえば電子書籍は本当に便利なものです。

タブレットの大きな画面で読めますし、出先や旅行のお供として本を持ち出したい場合にも書籍の重さが気になりません。

もちろん本棚が埋まっていくこともないのでかなりのスペースの節約になります。

デメリットは家族間での共有がしにくいこと。

話題の小説など家族間で回し読みしそうな本だけは紙書籍で購入するなどして臨機応変に読書ライフを楽しんでいます。

いかがでしたか。

読書オタクが本の処分と向き合ってみてわかったことは、一口に「本」といっても娯楽のために読む本や勉強のために読む本、仕事の資料など色々な種類の本があり、そのジャンル毎に持ち方や手放し方も変わってくるということでした。

また、電子書籍や読み放題のサブスクなど現代は実際に所有しなくても楽しむことができるサービスも充実しています。

蔵書しなくてもいい、出先にも手軽に持ち出せるなどメリットがいっぱいですので本好きでまだ未経験の方には是非チャレンジしてみてほしいと思います。

本との付き合い方は思い入れによって様々です。

今回私がご紹介した方法が必ずしも万人に当てはまるわけではありませんが、何か一つでも本の蔵書量に悩む方の参考になれば幸いです。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。



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