実は良いことだけじゃない…?片付け現場で整理のプロが見た!「片付けのデメリット」

更新日:2024年8月13日 / 公開日:2024年8月13日

お部屋がスッキリしている方がいいのはわかっているけど、モノを捨てたりするのは怖い!お片づけっていいことばっかりじゃなくて本当はデメリットもあるんじゃない?そう思ったあなたに、今回は整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)が片づけ現場や自宅で起こったデメリットをこっそりとお伝えいたします。

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お片づけ現場で見たマイナストラブルをご紹介

スッキリと片付いたお部屋は探し物もなくて掃除もしやすいし、何よりもぐちゃぐちゃな部屋にいるストレスから解放されて最高!

だけど。

今、もしお部屋が散らかった状態なのであれば「片付いた状態」に変化することでいくつかデメリットが生じる可能性があります。

例えば「モノを捨てたけれど後で必要になって後悔する」というのは代表的ですね。

今まで400軒ほどの片づけに携わってきた整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)がお片づけ現場で見たマイナストラブルと対処法をご紹介いたします。

①家族間でのトラブルが発生

同じ一つ屋根の下で暮らしている家族でも、スッキリと暮らしたい人もいればモノを溜め込んだ方が安心感を感じるという人もいます。

価値観は人それぞれ。

部屋を片付け始めると「今のままでいいのに!」と家族から反対の声が上がることはよくあるケース。

ただ、この場合の「意見の不一致」は実は片づけによって芽生えたのではなく、以前からどちらかが我慢していた問題が表面化しただけ。

臭いものに蓋をしていても、いつかは向き合わないといけない時が来ます。

家族がチームでいられるように話し合いをするべきタイミングが来た、と考えて話し合いをしてみるのがおすすめです。

②突発的なトラブルに対応する予備がない

先日、子供が筆箱を一式無くしてきてしまったことがありました。

以前の我が家ならば筆箱も、シャーペンも定規もハサミも使っていない死蔵品があってすぐに一時的なセットを作ることができたでしょうが、今は消耗品以外の余剰在庫がほぼないのでこういった突発的な事態に対応できない瞬間もあります。

とはいえ、滅多に起きるトラブルではないですし、結局はいつか好みのモノを買い直すことになるのですから、すぐにお店に買いに行くことでリカバリーできる問題です。

③来客に対応できない

部屋を片付けてその空間を無理なく維持するためには、モノの総量を減らすしかありません。

その時に真っ先に見直されるのが持っていても使っていない死蔵品、そして使用頻度が低い「来客用」のグッズです。

片づけを機に来客用の布団や食器を手放す人はたくさんいます。

もし、急な泊まり客があったりした時には布団がなくて困ることもあるかもしれませんね。

事前にわかっていればお布団のレンタルサービスが便利です。

食器については自分達が普段使いする食器を少し多めに持っておいて来客用と兼用するのがおすすめ。

上質な食器を普段使いすると日々の暮らしも豊かになり一石二鳥ですよ。

④買い物でストレス発散ができなくなる

幼稚園や保育園で人気のあるイベントの一つが「お買い物ごっこ」ではないでしょうか。

おもちゃのお金を使って買ったものを、嬉しそうに持ち帰る子供達。

そう、買い物はレジャーのひとつなのです。

ですが、必要ではないモノまでつい買ってしまう「レジャーとしての買い物」は片づけの大敵!

週末はショッピングに出かけるのが趣味、というご家族だとそのレジャーの回数を減らす必要が出てくるかもしれません。

とはいえ、家の中を片づけきってスッキリとした人は無駄な物欲も減ってくる傾向があります。

もしかしたら今、買い物でストレス発散している人もその趣味が自然消滅するかもしれませんね。

片づけで起きる可能性があるデメリット4つでした。

多少のデメリットがあれど、やっぱりスッキリとしたお部屋にはそれを上回るくらいにメリットがいっぱいです。

「スッキリと暮らしたい」と思ったらぜひ怖がらずにチャレンジしてみてくださいね。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした!



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