秋が来る前に要チェック!片付けのプロに聞く「夏の終わりに手放した方がいいアイテム」4選

更新日:2024年9月10日 / 公開日:2024年9月10日

整理収納アドバイザーの大森智美です。少しずつ秋の気配を感じる今日この頃。「もう少しで衣替えかな?」「夏に使っていたモノの使用頻度が減ってきた!」そんな季節の変わり目は整理の大チャンス!片付けのプロはこういう季節のタイミングを逃さずに整理します。今回は筆者がリアルに手放したモノもお伝えしますので、一緒に夏の終わりの整理してみませんか?

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①一度も袖を通さなかった夏服

少しずつ秋の気配も感じ始めて、そろそろ衣替えも考え出す時期。この季節の変わり目のタイミングこそ、服の整理の大チャンス!

去年までは頻繁に着ていたのに今年は出番がなかったり、気づけば数年着ていない服など、この夏一度も袖を通さなかった夏服、皆さんのクローゼットにもきっとあるはず!買ったものの何回か着てしっくりこなかった服も同様です。

「手に取らない服」には必ず理由があります。合わせにくかったり、着心地が悪かったり、ときめかなくなったり、生地が薄すぎ・厚すぎたり…。一度手に取らなくなったら、一軍に復活することはほぼなく、収納を圧迫する存在に。

シーズン終わりは、今まで着ていて自分の感覚も鮮明だからこそ、とにかく「来シーズンも着たい服」だけ残すよう意識してみてください。

②食べおさめの夏食品

夏休みに大活躍だった夏食品。例えば「そうめん」だったり「かき氷のシロップ」だったり、真夏によく飲んだ「希釈ドリンク」、夏に味変などで使っていた「調味料」など。肌寒くなると急に食卓に登場する頻度が減ってきますよね。

片付けにおいて大事なのは「使い切る」という意識。使い切らずに新しいものが増えるとやっぱりモノは溢れますし、冷蔵庫や収納内の使い勝手は悪くなり、気づいたら食べられなくなっていた…という悪循環に。口に入れるモノを保管する場所だからこそ定期的な整理で清潔を保ちたいですよね。

季節が変わるタイミングこそ、冷蔵庫や食品庫内を整理して夏食品は「食べおさめ」をしていきましょう。我が家も冷やし中華の麺が余っていたので「今年の食べおさめ」をして食べきりました。夏は気温や湿度が高く食品も傷みがちなので開封済みのものは早めの消費も心掛けたいですね。

③夏のボディケアグッズ

夏によく使用した、日焼け止めや虫よけスプレー、冷却汗拭きシートなども徐々に使用頻度が減ってくる時期。

皮膚に直接つけるものだからこそなるべくワンシーズンで使い切りたいですよね。開封されたものを何種類か持っていたり、使用期限が切れていたり、使ってみたけれど合わないものなどは整理の対象。残っているモノも使用頻度が減ってくるので、玄関や棚に置きっぱなしであればこのタイミングで、収納内に片付けてみましょう。

また、夏場だけペディキュアを塗って楽しむ方も多いですよね。開封してから数年経っているマニキュアや、もう何年も出番がないマニキュアなどもこのタイミングで見直しておきたいアイテムのひとつ。小さくて場所を取らないうえに「捨て方が分からない」とつい放置しがちですが、そういうモノこそ即、捨て方を調べて必要なモノだけに整理すると家はスッキリしますよ。

④夏にしか使わない季節もの

例えば水着やラップタオルなどのプールグッズ、サンダル、携帯扇風機、ネックリンク、麦わら帽子、かき氷機や流しそうめん機など、夏にしか使わないグッズは皆さんどうされていますか?

こういう季節物もこの時期にしっかり整理して収納してあげることが大事です。傷んだものや、「もう来年はなくていいかな」と思うもの、今年出番のなかったものは今年のうちに処分。筆者は今年出番が1度もなかった帽子とサンダルを手放しました。

整理したうえで、残すものはきれいに洗います。そして季節物は季節物として収納場所を確保して収納します。例えば、クローゼットの上段などにひとまとめにして収納してあげると、来シーズン「見つからない!」と探し回ったり、オンシーズンのものと混じって収納がカオスになることを防げますよ。

モノが溢れず、スッキリした暮らしを叶えたいならば1年の中で何度か「整理し、見直す」ことがポイント。季節の変わり目は特にアイテムも入れ替わるので絶好の見直し時期。捨てるのが苦手…という方こそ、何度も見直してみて整理する力をつけてみてくださいね。



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