消耗品のストックはこれだけ!整理のプロに聞いた「日用品が増えにくくなるコツ」

更新日:2024年11月28日 / 公開日:2024年11月28日

整理収納アドバイザーの大森智美です。片付かない家に多いのが大量の日用品ストック類。ストックがあると安心な反面、収納から溢れて日常の暮らしを圧迫していたら快適とは言えないですよね。今回は、スッキリ暮らす5人家族の片付けのプロが管理しやすく・片付けやすく・困らない、実際にストックしている日用品の量とストックのコツをお伝えします!

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①洗剤類のストック

毎日使う洗剤のストックは片付かないお家で溢れているもののひとつ。毎日使うものだし、腐らないから…。という理由でお買い得な時に大容量をいくつもまとめ買いしてしまいがちですが、普段の生活に支障がきていては本末転倒ですよね。

5人家族の我が家も洗濯洗剤や食器洗いの洗剤は何回か詰め替えられる大容量を選んで購入しますがストックする数は1つと決めています。洗剤と同じように、シャンプー・リンス・ボディーソープ類もそれぞれストックする数は1つ

ストック数が1つと決まっていれば、定位置が決めやすく保管する場所から溢れることはありませんし、詰め替えてストックがなくなったら、次の買い出しの際1つ買っておくというルーティンで困ったことはありません。

もちろんお得に買えたら嬉しいですが、お得さよりも日々の自分の快適さ、視界に入る気持ちよさを優先するようにしています。

②ペーパー類のストック

日用品で毎日のように使うペーパー類。特にティッシュやトイレットペーパーは切れてしまうと困りますよね。我が家でもすぐになくなってしまう日用品のひとつです。

ペーパー類のストックは外装のビニールから出して、それぞれ引き出し1段分に収まる量だけストックしています。買い出しに行く際に、収納に1袋分の空きがあれば買い足す感じです。ストックの定位置に収まる量だけと決めていれば溢れて収納場所がない!となることはありません。

今は〇倍巻など1巻きで長く使えるトイレットペーパーもありますし、ティッシュも枚数が多い物を選んで、収納場所を省スペースにしつつも頻繁に変えなくて済む・買い出しに行かなくて済むものを選ぶようにしています。

③月1で交換する・使用する日用品ストック

しょっちゅうではないけれど、定期的に交換・使用する日用品、例えば歯ブラシやスポンジ、洗濯槽クリーナーなどありますよね。

特に歯ブラシやスポンジは小さいので沢山ストックしておきがち。また前回いつ交換したか覚えておらず交換頻度が分からない方も多いのではないでしょうか?

そういう日用品を筆者は「月初に交換する」と決めてしまっています。と言っても、忘れてしまっても大丈夫。筆者も数日過ぎてから変えることもよくあります。ゆるくでも頻度が分かると、どのくらいストックがあれば大丈夫かが分かり、いつ交換したかもやすいのです。

歯ブラシは翌月分の家族人数分あればOKだし、スポンジも翌月分1~2個があれば事足ります。突発的にいただいたりしたらその分から使用するようにしてなるべくモノが溜まらないようにしています。

④防災用品とは別にする

モノをストックしたくなる心理には、「お得だから」以外にも「なくなったら困るから」と思って不安からストックすることもありますよね。特に災害等不測の事態が起こると一気にモノがなくなるので「防災も兼ねて」と思っている方も多いかもしれません。

防災士でもある筆者は普段使いと防災のストックは分けています。しっかりと防災用を別に備えていれば、不安からモノを買いだめしたり、やみくもに買うことが減ります。それに、うっかりいつの間にかストックが0になっても防災用から対応できますし、逆に全て使い切ってしまい、万が一の際にストックが足りない…!という事態も防げます。

何かあっても対応できるけれど、日常はモノを持ちすぎず快適な量で過ごせると日常のクオリティが上がりますよ。



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