更新日:2017年8月13日 / 公開日:2017年8月13日
初対面の人など人と会うとき、見た目って大事ですよね。 会って10秒、見た目だけでその人の第一印象が決まってしまうなんてこともよく耳にします。 今回は自分をよりスマートな印象を持たせる「見た目」の改善方法をご紹介!
「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」の著者、鈴木です。
私は日々健康のことばかり考えている健康マニアです。
皆さん、気がつくと険しい表情をしていたり、ムッとしていたり、笑顔が消えている事はありませんか?
満面の笑顔でなくとも、表情は他人にダイレクトに伝わるコミュニケーションポイントですから、ポジティブにみられたいものです。
ところで皆さん、しっかり睡眠はとっていますか?
良い睡眠が美容と健康に欠かせないのはいまや常識。
しかし、睡眠が足りないと、実は見た目以外にも内面的な部分で悪くみえてしまうことをご存じでしょうか?
睡眠不足で脳が働かなくなるだけでなく、他人から「怖そうな人だな」とか「知性がなさそうな人だな」と思われてしまうのです。
この事実を証明したのが、2016年にセントアンドリュース大学が行った実験です(※1)。研究チームは、まず成人の男女100人と子供90人を集め、みんなの「いつもの表情」を写真に撮りました。
続いて、この写真を別の人たちに見てもらい、それぞれの「魅力度」と「知的さ」を採点してもらったそうです。
そのうえで、すべてのデータ統計処理したところ、知性がなさそうにみえる人には、以下のふたつの特徴があることがわかりました。
1. かすかに眉をひそめがち
2. まぶたが眠たげなことが多い
つまり、ちょっと不機嫌そうな表情の人ほど、他人から知性がないと思われやすいわけですね。
この結果について、研究チームは次のように言っています。
『眠そうなまぶたと、ひそめた眉は、どちらも疲労と不機嫌さを表すサインとしてとらえられる。
そして、疲れて不機嫌な人は、本当に脳の働きが低下しているケースが多い』
疲れている人は頭が回ってないことが多いため、同じような表情を見ると、無意識のうちに「知性がなさそうな人だ」と解釈してしまうようです。
さらに研究チームは、次の実験で同じ参加者をふたつのグループに分けました。
1. グッスリ寝た状態で写真を撮る
2. 睡眠を減らした状態で写真を撮る
やはり結果は予想どおり。睡眠不足で撮った写真ほど、「知性がなさそうだ」と判定されたのです。再び研究チームは言います。
「最近の研究により、微妙な表情でも他人の判断に影響があることがわかってきた。睡眠は脳のパフォーマンスに必要なだけではない。他人の判断も左右するのだ」
「この研究のポイントは簡単だ。仕事の面接に行かねばならないときや、授業中にいちばん前の席に座らなければならないときは、目を開いて眉間をリラックスさせておこう。もちろん、たっぷり睡眠を取るのも忘れてはいけない。それだけで、あなたは知性がありそうな人だと思われやすくなる」
見た目や他人からの視線をよくみせるためには、眉間をマッサージして顔全体の緊張をほぐすこととそして睡眠をたっぷりとること。
それが難しい場合は、眉間のマッサージだけでもしておくと良いでしょう。
顔の表情を少し意識するだけで あなたの第一印象をさらにアップすることができますよ。
(※1) Talamas, Sean N, et al. "Eyelid-openness and mouth curvature influence perceived intelligence beyond attractiveness."(2016)
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