更新日:2017年2月12日 / 公開日:2017年2月12日
ボキャブラで、一斉を風靡したお笑いコンビの「松本ハウス」。そのツッコミ担当、松本キックさんの夫人である松本瀬里菜さんが綴る「松本家の日常」はやっぱりドタバタで?!深イイ話で注目を浴びた、「真面目妻」である瀬里菜さんが綴るコラム第一回です★
皆さん、はじめまして。松本瀬里菜です。と言っても、ほとんどの方が「誰?」となりますよね。だから少しだけ自己紹介させてください。私は普段、主婦をしています。2人の子を持つママとして、毎日、家事に育児にと走り回って、というか、走り回されています。
長女のここちゃんは、小学三年生で遊びたい盛り。気遣いができ、誰とでも仲良くできるところは安心なのですが、勉強をさせるのは一苦労です。子供はみんなそうなんですけど、どうして?と思うくらい、やる気のある時とない時の差が激しいんですよね。やる気スイッチが、どっかにいっちゃったなんてこともしょっちゅうなんです。
長男のありかくんは、やんちゃ盛りの2歳です。男の子ということもあって、自己主張が強いうえに大の甘えん坊なんです。「僕がやる」「僕を見て」「ママしかダメ」、ほんとにやっかいな男子なんですけど、「ママ~」と甘えてくるその笑顔についつい騙されちゃうんですよね。
でも、我が家でもっとも手がかかるのは子供じゃないんです。子供のようなパパなんです。パパは、私より15歳も年上なのに、いつまでたっても子供なんです。少年のような人が好き、なんて言う人がいますけど、実際に大人少年に遭遇するとイライラすることも少なくないんですよね。皆さんの周りにもいませんか、大人少年。
もちろん、いいところも多いんですよ。優しいし、家事や子育ての手伝いもしてくれるし。そう、人のことはすごく世話を焼いてくれるんです。だけど、自分のこととなると何にもやらないんですよね。子供と遊んだり、だらだらしたり。かと思えば、思いついたまま行動したり。仕事を、もっともっと頑張ってほしいんですけどね。
パパの仕事は、お笑い芸人なんです。サンミュージックに所属していて、松本キックという芸名で活動しています。相方のハウス加賀谷さんと「松本ハウス」というコンビも組んでいますが、売れているなんて、とてもじゃないけど言えないですね。
テレビにイベントにと、引っ張りだこだった時期もあったらしいんですけど、それって西暦2000年になる前のことなんです。いつの話だって感じですよね。
そんなパパと出会ったのは10年前、当時、ピンで活動していたパパは、舞台でよくお芝居にも出ていたんです。あるお芝居のイベントを観に行った時でした。MCをしていたパパを見て、すごく面白い人だなって思っていたら、打ち上げでたくさん話すことができたんです。すると帰り際、パパが何度も何度も私に言うんです。
「絶対、連絡して! 絶対に連絡して!」って。
自分から連絡してよって思いますよね。でも、そんなところもおかしくて、また、話も合ったので、2人だけで会うようになっていったんです。なんか恥ずかしいですね、こんな話。
実は、私も人前に出ていた人間なんです。4歳の頃、おばあちゃんと原宿で歩いていたところをスカウトされて、その流れで受けたドラマオーディションに合格し、芸能活動がスタートしました。その後、子役として舞台を重ね、ミュージカル「アニー」や「ピーターパン」に出演するなど、学校にもあまり行けない忙しい小学生だったんです。
もう一度舞台に立ちたいかって聞かれれば、もちろん立ちたいです。だから私は今、それを夢として持ちつつ、パパと2人の子供のことを、楽しみながら支えています。松本家をきりもりすることは、けっこう大変なことだけど、大変なことをただ大変だというのは、私の性格に合わないんです。
ほんとに、いろんなことが起こる松本家。でも、ただじゃ転ばないのも松本家。びっくりしたり、おかしかったり、悲しかったり、感動したり。日常に落ちている出来事から、楽しい時間の見つけ方なんかも書いていけたらなと思います。
長い自己紹介になりましたが、皆さん、これから、松本家をよろしくお願いします。
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