めんどくさがりさんに朗報!片付けのプロが教える「衣替えが必要なくなる収納術」

更新日:2021年3月25日 / 公開日:2021年3月25日

こんにちは!整理収納アドバイザーの青山あきよです。暖かくなり、そろそろ衣替えの時期がやってきますね。新しい季節の服に心が躍る一方で、意外と大変な作業に気が乗らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、衣替えの必要ない服の管理方法をご紹介します。

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1.服の分け方を変えてみよう

みなさんはどんな風に服を分けていますか?

春夏服・秋冬服…のようにオンシーズン・オフシーズンで分けている方が多いかと思います。

しかし季節ごとに服を分けていると、『暖かくなったと思いきや寒さが逆戻りで、あのトップスしまわなければ良かった〜』だとか『夏にキャンプに行きたいけれど虫よけの為に長袖を奥から出さなきゃ…』なんていうことがありませんか?

特に最近の気候は読めないことが多いので、なかなか服装の調整が難しいところですよね。

そこでおすすめするのが、“季節ごと”ではなく、“カテゴリーごと”に服を管理する方法です。

筆者は手持ちの服たちを、半袖トップス・長袖トップス・ボトムスに分けています。

そうすることで季節ごとに衣替えをする必要が無く、気候の変わり目やレジャー時の服選びもスムーズに行うことができるんです。

2.収納のポイント

半袖トップス・長袖トップス・ボトムスのように服を分けたら、カテゴリーごとにそれぞれ収納スペースを割り当てます。

1つのカテゴリーにつき1つのケースを使用すると、どこに何があるかすぐにわかるので管理がしやすいです。

奥行きのあるケースや引出しの中は手前に“今よく使うもの”を収納しておくこともポイントです。

筆者は長袖トップスのケースでは“厚手のものor薄手のもの”、ボトムスケースでは“春夏素材or秋冬素材”のように奥行きを分けて使用しています。

気候に合わせて前後を入れ替えることで簡単に服が選びやすくなりますよ。

3.上手くいくコツ

このアイテムごとに分ける方法だと季節ごとに衣替えをする必要はなくなりますが、収納スペースに通年の衣服を常に収めておくことになります。

そのため収納スペースに入り切るよう、オールシーズンの服の量を調整する必要が。

オンシーズンの服ですでに収納スペースがいっぱい…という方はこの機会にぜひお手持ちの服を見直してみましょう。

4.服の減らし方

いざ服を減らそうと思っても、どこから手を付けようか迷ってしまう時には、まず今シーズン着なかった服について考えてみましょう。

よほど思い入れのある服は“思い出の品”ということで無理に手放す必要はありませんが、今シーズン着なかった服を来シーズン着る可能性は極めて低いです。

『まだ着られるのに…』と捨てるのに抵抗があるのであれば、リユースにまわして本当に着たい方・着る方に譲りましょう。このままクローゼットに眠らせてしまうよりは、その方が服にとっても嬉しいことかもしれません。

次にお気に入りでよく着たけれど、生地がヘタってしまったり、傷みの激しいものは潔く処分しましょう。

『もったいない…』と思ってしまうのであれば、小さく切ってお掃除の時にウエス代わりに。『最後までありがとう』と使い切るのもおすすめですよ。

その他、判断に迷うものは一度鏡の前で実際に着てみましょう。

年齢とともに似合う服も変わります。『思っていたのと違う』『似合わなくなった』と感じるものは手放して、今の自分に合うファッションを楽しみませんか。

いかがでしたでしょうか。筆者も元々服が大好きで、クローゼットは常にパンパンの状態。そのため衣替えが大変で大の苦手でした。

何とかして衣替えの手間を無くしたいとこの方法を試した結果、自分の手持ちの服を把握しやすくなったので、同じようなものや合わせられないものを買ってしまうことがなくなりました。

今では当初の半分以下の量になり、服選びがスムーズでより楽しくなりましたよ。

この機会にお手持ちの服を整理して、衣替えの手間やストレスともおさらばしませんか。

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