更新日:2021年6月19日 / 公開日:2021年6月19日
整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。玄関は「家の顔」とも言われます。スッキリ整っていると気持ちが良いですが、靴だけではなく、他のモノもゴチャゴチャと置いてしまうこと、ありますよね。今回は、スッキリした玄関をキープする3つの方法をご紹介します。
整理収納の基本は、まず「使っていないモノを取り除く」です。
よく履く靴の横に全く履いていない靴を置いたり、壊れている傘をそのままに置きっぱなしにしていることはありませんか?
まず、玄関にあるものをすべて出して、履いていない靴や使っていないモノを選び、手放してください。
履いていない靴や使っていないモノを取り除いて残ったモノが、今、玄関に必要なモノです。
コレクションで購入した靴など、履いていないけれど手放せないモノは別の場所に移動させると良いですね。今玄関に必要なモノを選ぶだけで、玄関がスッキリしますよ。
スッキリした玄関をキープするには、今履いている靴や必要なモノを「使用頻度」で収納することがポイントです。
毎日履くヒールや運動靴、雨の日に履く長靴、季節もののサンダルやブーツ、冠婚葬祭の時にしか履かない靴など、それぞれすべての靴に使用頻度があります。スリッパも、自分用と来客用では使用頻度が違います。
「何をどこに置くか?」置くモノを見極めて、よく履く靴やよく使うモノだけ玄関に収納するとスッキリするだけではなく、使い勝手がよい玄関収納になります。
自宅によって玄関の広さが違うので、「たたきに出す靴は1足だけ」とルールを決めることも良いですね。家族がいる場合は、家族の目線に合わせて収納場所を決めることも大事です。
ちなみに我が家では、子どもの使い勝手を優先して、玄関ホールに近いシューズクロークに子どもの靴、玄関の扉に近いシューズクロークに大人の靴を収納しています。
あまり履かないお気に入りの靴は、クローゼットなど別の場所に収納しています。
ダイレクトメールや郵便物、冬であればコートや手袋などモノが置きっぱなしになりがちな玄関。
一時置きされてそのままずっと玄関に置きっぱなしにしないためにも、外から入ってくるモノの定位置を決めることが大切です。
ハンカチやティッシュ、鍵やマスクなど外出する時に忘れると困るモノにも定位置を決めると玄関がスッキリします。暮らし方や家族構成によって、玄関に必要なモノは違うので、「玄関に何があったら便利か?」という視点で、玄関に置くすべてのモノに定位置を決めることをおすすめします。
スッキリした玄関をキープする3つの方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
今、玄関に必要なモノを選び、使用頻度で収納、全てのモノの定位置を決めるとスッキリした玄関がキープできますよ。ぜひ、この機会に玄関を整えてみてくださいね。
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