1．玄関

片づけのプロが気になる目につく場所はなんといっても「家の顔」である玄関です。

いつか出そうと思っている資源ゴミや必要以上のビニール傘。季節外れの靴。

たたきには人数分以上の靴が並んでいませんか？

必要ではないモノが玄関に置かれ、玄関がゴチャゴチャしていると家の中も散らかっているご家庭が多いです。

風水では玄関は家全体の出入り口であり、散らかっていると悪い気を呼び込むと言われています。

良い気を呼び込むためにもまずは、玄関にある不用品を手放しましょう。

玄関をすっきりと片づけたら次は汚れ落としです。玄関のインターホンを拭くことも忘れないことがポイントですよ。

2．テーブルの上

リビングに入った時に、すぐ目に入ってくるのはリビングテーブルやダイニングテーブルではないでしょうか？テーブルの上も片づけのプロがチェックする場所です。

テーブルの上は便利な場所なのでついモノを置いてしまいますが、テーブルの上に何も置かれていないだけで部屋がスッキリ広く見えるものです。

テーブルの上に置きっぱなしになっているモノは定位置に戻しましょう。もし定位置が決まっていない場合は、ぜひ戻しやすい場所を決めて下さいね。

3．床

床にモノが散らかっていないか…というところも目につくポイントです。

通勤カバンや掃除道具など、床置きにしておいたほうが便利なモノもありますが、床にモノを置くと、動線の邪魔になり、場所によっては散らかった印象になってしまうことがあります。

インテリアとして床にモノを置く場合は例外ですが、できるだけ床の上には何も置かないことがおすすめです。

4．家具の下や隅のホコリ

掃除をする時に見落としがちな家具の下。片づけのプロは掃除も気になります。

ソファの下のホコリがフワフワしていると、部屋がキレイに片づいていても減滅してしまいますよね。

テーブルやソファ、テレビ台などの大型家具の下はホコリが溜まりやすいので、日ごろから掃除をしてくださいね。

5．水回り

キッチンや洗面所、トイレの水回りも必ず目につく場所です。スッキリ片づいていても水回りが汚れていると残念ながら部屋がキレイには見えません。

水回りの蛇口がキレイなだけで、とても部屋がきれいに見えます。

急な来客で部屋の隅々まで掃除をする時間がない！という時は「目につくところだけ」まず、ピカピカにキレイにすることをおすすめします。

6．モノを置く高さ

モノを取り出す時の動作で1番動きやすい場所が、肩から腰の位置、その次が腰から足下、最後が肩より上の位置と言われています。

肩から腰の位置が「置きやすい高さ」になるのですが、ついこの場所にモノを置いてしまいがちです。

片付けのプロは「どこに何を置いているか？」ということをチェックしています。

玄関の下駄箱の上や、キッチンカウンターなどちょい置きしてしまう高さの場所がモノであふれないように気をつけましょう。

7．動線にあったモノの配置

上の写真は、IHコンロ脇の引き出しです。我が家では圧力鍋でご飯を炊くのですぐお茶碗を取り出せこの引き出しに配置しています。

自宅セミナーで受講生の皆さんに驚かれる収納の一つですが、片付けのプロは、収納を考える時に「暮らしにあった動線」をとても大事に考えているので、人の家でも「動線にあったモノの配置」は目につきます。

片付けサポートでお客さまのご自宅に伺うと、一般的な考え方でモノを収納されている方も少なくありません。決して間違いではないのですが、常識にとらわれず、「我が家の場合、ここに何があったら暮らしがラクになるのか？」という視点で、収納の場所を考えてみてくださいね。

片付けのプロが気になる人の家の目につく場所7選をご紹介しましたが、いかがしょうか？

人の家で目につく場所は、逆に言うと人を家に招く時に気をつけて片付けや掃除をしたほうが良い場所です。ぜひ一度、玄関にから椅子に座るまでの動線をたどってみて、いつ人が来てもいいように家の中を整えてみてくださいね。

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