更新日:2021年9月19日 / 公開日:2021年9月19日
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。「モノを捨ててスッキリと暮らしたい!」「いっそのことミニマリストになってしまいたい!」そう願いながらも「でもやっぱり捨てたら不安で…」と実行に移せずにいる方もいるのではないでしょうか?私は今まで数百件のお片づけに立ち会ってきましたが、「捨ててしまって取り返しがつかないモノ」というのは案外少ないと感じています。ですが、お客様がお片づけ中に捨てようとした時に「ちょっと待ってください!」と止めるアイテムがあるのも事実。今回は「捨てたら後悔するかも?!ここの判断だけは慎重になりましょう!」というジャンルを5つご紹介いたします。
例えば保険の証券が入っている封筒。
そのまま封筒ごと取っておくと中身の確認がしにくく、書類がサッと見つけられないので一度開封して同封されている挨拶書面や広告は捨ててしまうことをおすすめしています。
この時、証券本体自体は残しておいたほうが万が一の時の確認がスムーズになります。(間違って捨ててしまったという人も再発行できるので大丈夫!)
また例えば「家を購入する時にもらった大量の書類」の中で、どれを残せばいいか分からない、という場合はハウスメーカーの人に確認するとどれが残すべき書類なのか教えてくれます。
他にも各種契約書面やマイナンバーの暗証番号が載っている書類など「本当に残す価値がある書類の見極め」が書類管理では大切になります。
紙類はこの確認作業が多いため少し慎重になったほうがいいジャンルです。
例えば今使っているハサミの切れ味が悪い。毎日使っている小皿の柄が気に入らない。タオルがゴワゴワで買い替えたい…。
そんな時に新しいモノを購入するより先に捨ててしまうと生活に支障が出てしまいます。
新しいタオルのストックや他にもいっぱい小皿を持っている、という場合は大丈夫ですが、代替え品がない日用品は新しいモノを買ってから手放しましょう。
例えば本を手放す時にベストセラーになったような本ならば後で思い直しても比較的容易に手に入れ直すことができます。
ですが、初版本に拘っている場合や絶版になってしまった本などは後から後悔をするかもしれません。
ライブやコンサートでもらってきた金・銀のテープや子供が作った思い出の品。
どれも厳選が必要ではありますが、2度と手に入らないアイテムについては後に後悔しないようきちんと自分が納得してから手放すようにしましょう。
懐中電灯やラジオ、お水のストックなど非常時の備えは今使っていなくても手放さないほうが賢明です。
災害はいつ起こるか分からないのでちゃんと使える状態かチェックをしながら持ち続けましょう。
片づけをしているとついつい他の人のモノがゴミに見えてしまうことがあります。
「夫はなんであんなモノをとっておいているんだろう?」そう疑問に思っても他の人のモノを勝手に捨てるのはトラブルの元です。
家族であっても絶対に人のモノを捨てるのはやめましょう。
いかがでしたでしょうか?「捨てると後悔するかも」という5選ですが、案外「そんなの当たり前じゃない?」というモノばかりではありませんでしたか?
そうです、実は捨てて後悔するかもしれない品物はほんのわずかですし、実際に作業してみるとちゃんと自分で分別できるものです。
「何か間違って捨ててしまったらどうしよう」という漠然とした不安をまずは手放して、憧れのスッキリ生活を手に入れてみませんか?片づけの参考になれば幸いです。
【あなたにおすすめの記事】
■えっ!そんな使い方あるの!?片付けのプロおすすめ!空間をムダにしないフックの活用法
■整理収納アドバイザーが教える!もう倒れる心配ゼロ!仕切ればいつもの家事がもっと楽になる!
■STAY HOMEを楽しむなら♡アロマディフューザーでインテリアをグレードアップ
この記事のライター
新着