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シンクの排水口、多数派は浅型だった! みんなのキッチンのゴミ事情を調査してみた

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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シンクの排水口、多数派は浅型だった! みんなのキッチンのゴミ事情を調査してみた

毎日使う場所だけに、住む人の個性が出てくるのがキッチンの水回り。排水口のゴミ受けの形状や生ゴミの処理方法について、いったいどれが多数派なのか、そしてどんなこだわりや不満があるのか。あまり知る機会のない他人の台所生ゴミ事情を調査してみました。
排水口のゴミ受けは浅型と深型が拮抗! 水切りネット使用が多数派に

まずはキッチンのシンクにある排水口のゴミ受けの形状を見てみましょう。男女各200名からのアンケート結果によると、浅型が42.5%、深型が39.5%、細型が13.5%、ディスポーザーが3.5%。浅型と深型が拮抗していますが、どうやら浅型のゴミ受けが最大派閥のようです。

そしてシンクの排水口に水切りネットを使うかどうか聞いてみたところ、どの形状でも使う派が優勢で、全体の58.5%と半数を超えました。ゴミを溜め込みやすい深型のほうが水切りネット利用率は高いようです。キッチンシンクの排水口についてあまり人と話す機会が無いテーマなので、なにが多数派なのかを知って驚く方も多いのではないでしょうか。

【画像1】浅型と深型が拮抗する排水口のゴミ受け(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】浅型と深型が拮抗する排水口のゴミ受け(出典/SUUMOジャーナル編集部)

また間取り別に比べてみると、ワンルーム~1DKの住まいではシンクが小さいためか、細型の排水口が44.4%と大きなシェアを占めていました。

【画像2】排水口ゴミ受けの間取り別調査結果(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像2】排水口ゴミ受けの間取り別調査結果(出典/SUUMOジャーナル編集部)

排水口のゴミ受けを交換するこだわり派も!

排水口はほとんどの人が入居したときのままのもの使っていますが、なかにはわざわざゴミ受けの形状を変えたという人もいるようです。どうやら浅型を深型にするよりも深型から浅型にするボリュームダウン型が人気のようですが、実は私もその一人。深型だとどうしてもティースプーンや小皿などが落ちてしまい、気付かずにそのまま捨ててしまうことが何度かあったので浅型に変更しました。

【画像3】ゴミ受けを変更した人の割合(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像3】ゴミ受けを変更した人の割合(出典/SUUMOジャーナル編集部)

またゴミ受けのネットの交換や掃除の頻度は、すぐにゴミが溜まる浅型は毎日という方が多く、容量の大きい深型は毎日~週2回程度とさまざまのようです。この深型のゴミが溜められるという点を、メリットと捉えるかデメリットと捉えるか、人によって評価が分かれるところですね。

■浅型派
◯そのまま使用
・浅型だからすぐに溜まってしまうので、1回料理をするごとに捨てている(42歳・男性)
・ゴミが出るときは、最初からできるだけゴミ袋に捨てるようにし、浅型の排水口には残菜だけが入るようにした。 すぐ捨てられるので、ネットなどは不要で、むしろ、汚れやぬめりの原因になる(40歳・女性)

◯水切りネット使用
・毎日必ずネットを交換し、定期的にハイターにつけて掃除しています(29歳・女性)
・ネットを使用しているが、毎日取り換えるのは不経済な気がする。でも頻繁に交換しないと排水の流れが滞るので不満に思う(45歳・女性)

■深型派
◯そのまま使用
・ぬめり取りを使っているが、基本的には毎日きれいに洗っていないとぬめりが取れない(46歳・女性)
・上に固形の排水処理剤がセットできるふたに変えた(55歳・女性)

◯水切りネット使用
・袋がもったいないので1週間に1回だけ新しいのに交換します。あとは、こまめにハイターをします(23歳・女性)
・2日に1回程度ネットを交換している。ゴミ受けは黒カビが発生しやすいので、頻繁にカビ取りしないといけない(52歳・男性)

ちなみに私はほぼ毎日料理をするのですが、浅型のゴミ受けを毎晩食洗機で洗うようにしています。汚れてもすぐ洗ってしまえば、臭いやべたつきもありません。ポイントはゴミ受けを2つ用意して交互に使うことで、1つを洗っているときに出るゴミをもう1つのゴミ受けで受け止めることができますよ。

生ゴミは三角コーナーよりもビニール袋に入れる派が多数!

続いては調理中に出る生ゴミの処理方法の調査結果を発表します。三角コーナーの利用は使い捨てタイプを含めても31.5%と少数派で、小さなビニール袋に入れる派の42.5%を下回りました。そしてダイレクトにゴミ箱へ捨てるという人は19.0%。

【画像4】小さなビニール袋に入れて捨てる派が最大派閥に!(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像4】小さなビニール袋に入れて捨てる派が最大派閥に!(出典/SUUMOジャーナル編集部)

調査結果を詳しく見てみると、三角コーナーを使わない理由としては、やはり三角コーナー自体が汚れるからという意見が目立ちました。逆に使う派は三角コーナーで水切りができることに大きなメリットを感じているようで、水切り後にビニール袋へ入れてゴミ箱へという二段階方式の方が多いようです。

■小さなビニール袋
・シンクが狭いし、三角コーナーだと手入れが大変なので、1回ごとにビニール袋に入れてゴミ箱に捨てている。そのほうが臭いも出ないし清潔で良い(50歳・女性)
・調理中の生ゴミは、シンクに小さなゴミ袋を用意し、その都度捨てる(40歳・女性)
・三角コーナーを使いたいが、カビが生えたりして掃除をするのが面倒なのでビニール袋に入れるようにしている(41歳・女性)

■三角コーナー
・三角コーナーに調理中に出た生ゴミを捨てているが、水分が少なければ2~3日に一度程度、ネットを交換するが、水気があるときは調理が終わったらすぐに水気を切ってビニール袋に入れ、燃えるゴミに捨てる(50歳・女性)
・三角コーナーのネットで水を切ってからビニール袋に入れて捨てる(51歳・男性)

そのほか、生ゴミを三角コーナーで水切りしてからゴミの日まで冷凍したり、新聞紙に包んでから捨てるという方も。わが家では三角コーナーを使わずにビニール袋に入れて捨てますが、必要に応じて金ザルでしっかり水を切り、そのザルはすぐに洗うようにしています。魚のアラをしっかりと水切りしなかったために、ゴミ袋に開いた穴から汁がゴミ袋の外へ染みだしてきたという苦い経験から学んだ対処法です。

ちなみに男女別でデータを見てみると、面白いことに男性の三角コーナー利用率が37.0%なのに対し、女性は26.0%と10ポイント以上低くなっており、小さなビニール袋の使用率が高いようです。汚れた三角コーナーを洗うくらいなら、こまめにビニール袋で処理したほうがよいと考える女性の方が多いのでしょうか。

【画像5】男性は三角コーナー派、女性は小さなビニール袋派が多め(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像5】男性は三角コーナー派、女性は小さなビニール袋派が多め(出典/SUUMOジャーナル編集部)

また間取り別にデータを見ると、どうしてもシンクが狭くなってしまうワンルーム~1LDKの住まいでは、三角コーナーの使用率が低いようです。

【画像6】間取りが広いほど三角コーナーの使用率がアップ(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像6】間取りが広いほど三角コーナーの使用率がアップ(出典/SUUMOジャーナル編集部)

さて気になる(?)調査の結果はいかがだったでしょうか。よその家の排水口のゴミ受けなんて、まず見る機会はないと思うので、興味深い結果になったかと思います。一度パターンが決まるとなかなか変える機会がない水回りの生活習慣ですが、はたして今のものがベストなのか? たまには疑って違う方法を試してみるのもいいいかもしれませんね!

●調査概要
[SUUMO排水口に関する調査]より
・調査期間:2017年2月16日~2017年2月17日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:1週間に自宅のキッチンで料理を2,3回程度以上行う、全国に居住する20~59歳の男女
・有効回答数:男女200名(男性100名、女性100名) 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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