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「たとえば、彼氏が煮え切らないとき、あなたはどんな質問をするでしょうか?
『ねえ。いつになったらウチの親に会ってくれるの?
なんで肝心な話をしようとすると、はぐらかすの?』
こんな質問をしているようなら、うまくいくものも、いかなくなって当然です。」
そう語るのは、弁護士の谷原誠先生――、
法廷の場で、依頼者が最大の利益を得られるように質問を繰り返す、「質問のプロフェッショナル」です。
「質問の力は絶大ですよ。
ダメ質問を言い換えれば、大概の悩みは解決するんです。」
質問力を学んだら、
とんとん拍子でプロポーズ……!?
質問の力で、悩みが解決する――。
本当にそんなことが可能なのでしょうか?
谷原弁護士によると、質問には、7つのダメパターンがあるそうです。
①ネガティブ・クエスチョン
└相手を否定的な考えに追い込む質問
②ノー・アンサー・クエスチョン
└相手の答えを求めていない質問
③相手の答えを即座に否定
└質問しておきながらすぐに否定する行為
④一人質問、質問連打
└相手の答えを待たずに次の質問をする行為
⑤誤導質問
└前提に一方的な事実を滑り込ませ、答えを誘導する行為
⑥脳に負担をかける質問
└相手の立場を考えない質問
⑦刑事のような尋問
└矢継ぎ早に質問を売り出し、相手に苦痛を与える行為
(『マンガでわかる!質問力』より)
先ほど紹介した質問は、まさにこの「ダメパターン」。彼氏の脳に負担をかけ、否定的な考えに追い込んでしまっています。
これでは良い結果がついてくることはありません。
このシチュエーション、こんなふうに質問を変えてみれば、うまくいくかもしれません。
あなた:「今度の日曜日、空いてるって言ってたよね?
駅前にオープンしたレストラン、行ってみない?」
彼:「おお、いいよ」
あなた:「実はウチの両親も、あのレストランが気になっているみたいで……!
誘ってもいいかな?」
いきなり依頼をしたら断られることも、その前に小さな依頼を承諾してもらえれば追加で承諾してもらえる可能性が高い――「一貫性の法則」を利用した質問です。
物事が思い通りにいくかどうかは質問力次第! と言っても、過言ではないのです!
質問の力で「夢」が叶う……?
谷原弁護士によると、いい質問は、他人の心を動かすだけでなく自分を“
変える”
こともできると言います。
「たとえばあなたは今、こんなことを考えていませんか?
『なんで私はいつも、うまくいかないんだろう……』
その質問こそ、うまくいかない原因なんです!
自分にも「良い質問」を繰り返すことで“
苦手意識”
をなくすことだって、できるんですよ。
今回監修をさせていただいた『マンガでわかる!質問力』では主人公の女子アナが「質問力」を身につけて、夢を叶えるまでの様子が描かれています。」
マンガでは、主人公の女子アナ・立花えりさが、質問力を身につけることで大の苦手だった外国語が得意になったり、不発だった番組が、一気に人気になったり……。反りが合わなかった家族とも、うまくいくようになります。
「どんな質問を自分に問いかければ、夢を叶えることができるのか。
ぜひ多くの方に読んで、実践していただきたいです。」
本書を読めば、この先「なんで私は……」なんて自問自答はできなくなるはず!
質問力を学んで、人生を輝かせましょう!
崖っぷちの女子アナ・立花えりさが
質問力を身につけて一発逆転を狙うストーリー、
『マンガでわかる質問力』
この記事のライター
宝島オンライン
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