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サポーター必見! 横浜F・マリノスの本拠地、新横浜を“住むとしたら”目線で歩いてみた

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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横浜F・マリノスのホーム「新横浜」ってどんな街? 家賃相場や暮らしやすさは?

神奈川県横浜市、横須賀市、大和市を拠点とするプロサッカークラブ、横浜F・マリノス。Jリーグ発足時から続く歴史あるチーム(1999年に横浜フリューゲルスを吸収合併)であり、数々のタイトルを手にしてきた人気チームである。
そんな横浜F・マリノスのホームといえば『日産スタジアム』。最寄りはJR新横浜駅だ。東海道新幹線とJR横浜線が乗り入れ、駅周辺にはオフィスビルが立ち並ぶ。また、横浜市営地下鉄ブルーラインも利用可能だ。
あまり生活の匂いは感じられないが、熱心なサポーターであれば、一度はスタジアムの近くに住みたいと考えるかもしれない。そこで、今回は新横浜の街を「暮らし目線」で探ってみたいと思う。
北口はオフィス・マンションエリア

まずは駅前をチェックしていこう。北口にはオフィスビルやマンションが集まっている。

【画像1】大きな建物が多い北口(写真撮影/小野洋平)

【画像1】大きな建物が多い北口(写真撮影/小野洋平)

小さなスーパーや薬局などは点在しているものの、商店の数はそれほど多くない。だが、日常的な買い物は駅直結の「キュービックプラザ新横浜」でほぼ事足りる。新横浜在住の主婦・Kさんによれば、「生活必需品は駅前で、週末は近くの『トレッサ横浜』や鴨居の『ららぽーと横浜』まで車で出かけることが多いですね」とのことだ。

【画像2】環状2号線の歩道から見た新横浜駅北口。都会的な雰囲気(写真撮影/小野洋平)

【画像2】環状2号線の歩道から見た新横浜駅北口。都会的な雰囲気(写真撮影/小野洋平)

また、北口は幹線道路が整備されていて、車での移動が便利。今年3月には首都高につながる横浜北線も開通した。

「ただ、道路が開通して便利になったぶん交通量も増えましたね。特に、マリノスの試合がある日は混雑していますし、駅前にも人があふれます」(前述のKさん)

【画像3】県道13号線から続く環状2号線は混雑することが多いそう(写真撮影/小野洋平)

【画像3】県道13号線から続く環状2号線は混雑することが多いそう(写真撮影/小野洋平)

北口周辺にはレジャースポットも豊富だ。全国の人気ラーメン店が集う「新横浜ラーメン博物館」や、1年中スケートが楽しめる「新横浜スケートセンター』、ライブ・イベント会場の「横浜アリーナ」など、サッカー以外にも楽しみが盛りだくさんだ。

【画像4】新横浜ラーメン博物館(写真撮影/小野洋平)

【画像4】新横浜ラーメン博物館(写真撮影/小野洋平)

南側は緑豊かな住宅街

一方、駅の南側に足を向けると、雰囲気は一変。丘の上に住宅が点在する、のどかな風景が広がっている。開発された北口との、あまりのギャップに驚くかもしれない。

【画像5】丘陵地のため階段や坂が多い(写真撮影/小野洋平)

【画像5】丘陵地のため階段や坂が多い(写真撮影/小野洋平)

駅前のコンビニを除いては商店や飲食店もほとんど見当たらず、こちらは完全なる住宅街。周辺には篠原八幡神社や岸根杉山神社など神社も多く、緑豊かな境内は住人の癒やしスポットだ。車通りも少なく、静かで落ち着いた生活を送れそうな環境となっている。

【画像6】緑に囲まれた岸根杉山神社(写真撮影/小野洋平)

【画像6】緑に囲まれた岸根杉山神社(写真撮影/小野洋平)

日産スタジアムまでのアクセスと街の「マリノス色」は?

さて、サポーターとしては、街にどの程度「マリノス色」が浸透しているかも気になるところだろう。マリノス通りと名付けられた、北口の大通りを歩いてみた。

【画像7】ランチタイムには多くの会社員が訪れるマリノス通り(写真撮影/小野洋平)

【画像7】ランチタイムには多くの会社員が訪れるマリノス通り(写真撮影/小野洋平)

北口のオフィス街にあるマリノス通り。チーム名を冠しているだけにサポーター御用達の店が多いのかと思いきや、そういうわけでもないようだ。通り沿いのカフェ『オリエンタル・テーブル』にも、ユニフォームがさりげなくディスプレイされている程度。

サポーターのTさんいわく「試合前にワイワイ騒ぐことはあっても日産スタジアムでの試合の後は、電車の本数も多くないのですぐに帰る人が多い」とのこと。裏を返せばマリノス戦の日でも飲食店はさほど混雑せず、スタジアム帰りにゆっくり食事しながら落ち着いて試合の余韻に浸りたい人には良い環境かもしれない。

【画像8】マリノス戦の日は店内のテレビで観戦もできる(写真撮影/小野洋平)

【画像8】マリノス戦の日は店内のテレビで観戦もできる(写真撮影/小野洋平)

マリノス通りをそのまま進み、鶴見川を越えると日産スタジアムが見えてくる。その周辺には家族で遊べる新横浜駅前公園や新横浜公園があり、豊かな自然環境が広がっていた。近くには横浜労災病院もあり、一人暮らしだけでなく小さな子どものいるファミリーも暮らしやすそうだ。

【画像9】一級河川・鶴見川の支流である鳥山川の河川敷(写真撮影/小野洋平)

【画像9】一級河川・鶴見川の支流である鳥山川の河川敷(写真撮影/小野洋平)

【画像10】新横浜駅と小机駅の間に広がる住宅街(写真撮影/小野洋平)

【画像10】新横浜駅と小机駅の間に広がる住宅街(写真撮影/小野洋平)

新横浜駅とその周辺の家賃相場は?

気になる家賃相場は、一人暮らし用物件で7.6万円。(日産スタジアムがある)港北区の相場7万円と比べるとやや割高だ。ただ、周辺にはリーズナブルな相場の街も多く、たとえば日産スタジアムにもアクセスしやすいJR小机駅は6.9万円。第二のホームスタジアム『ニッパツ三ツ沢球技場』がある三ツ沢上町は6.2万円(いずれも一人暮らし用物件)となっている。予算によっては、これらの街を検討してみるのもいいかもしれない。

●新横浜駅まで15分以内の家賃相場が安い駅ランキング(TOP10)
順位/駅名/家賃相場(中央値)/(沿線/所要時間)
1位 十日市場(神奈川)  5.7万円(JR横浜線/12分)
2位 片倉町 6.1万円(横浜市営地下鉄ブルーライン/4分)
3位 三ツ沢上町 6.2万円(横浜市営地下鉄ブルーライン/7分)
4位 白楽 6.5万円(東急東横線/13分)
4位 長津田 6.5万円(JR横浜線/15分)
6位 岸根公園 6.6万円(横浜市営地下鉄ブルーライン/2分)
7位 妙蓮寺 6.7万円(東急東横線/11分)
8位 中山(神奈川)  6.8万円(JR横浜線/10分)
8位 三ツ沢下町 6.8万円(横浜市営地下鉄ブルーライン/9分)
10位 小机 6.9万円(JR横浜線/2分)
10位 新羽 6.9万円(横浜市営地下鉄ブルーライン/4分)
10位 鴨居 6.9万円(JR横浜線/6分)
10位 東白楽 6.9万円(東急東横線/15分)

というわけで新横浜の情報をまとめると

・JR、地下鉄、新幹線が利用できるので交通利便性が高い
・北口は都会的な雰囲気
・日常的な買い物には困らないが、商店や飲食店はそれほど多くはない。遅くまでやっている店も少ない
・街中にレジャー・観光スポットが充実している
・試合やイベントのある日は人、車ともにかなり混雑する
・サポーター御用達の店はあまりない
・駅の南側(篠原口)には意外に閑静な住宅街が広がっている
・日産スタジアム周辺には、豊かな自然環境がある

買い物環境などはやや物足りなさを感じるものの、意外にも自然豊かで、暮らしやすそうな住宅街もある新横浜。スタジアムに通いやすい利便性だけでなく、住むうえでもなかなか快適そうな街といえそうだ。

ともあれ、サポーターとして何度も訪れていたとしても、「居住」という目線で眺めてみると、まったく違った姿が見えてくるはず。試合前あるいは試合後に、一度じっくり街を観察してみるのもいいかもしれない。

※記事公開時の【画像9】の河川の名称が誤っていたため、11月14日15時55分ごろ修正しました。お詫びして訂正いたします。

●調査概要
・調査対象駅は、新横浜駅から乗車時間15分以内にある駅です
・家賃相場は2017年7月~9月にSUUMOに掲載された賃貸物件から算出しています(随時更新のため変動の可能性があります)
・賃貸物件は各駅から徒歩10分圏内、20~30m2のワンルーム・1K・1SKが対象です 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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