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美術館、好きですか?アートに興味がある人、ない人で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ゆったりとした時間を過ごすことができる美術館は大人にぴったりのデートスポット。今回は六本木にある国立新美術館で開催されている「草間彌生 わが永遠の魂」展を紹介!旦那様を誘って美術館デートしてみませんか?
この名前を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
赤毛のボブ、パッツンの前髪からのぞく瞳、カラフルな水玉…人によって描くイメージは多種多様だと思いますが、少し変わった、個性の強い女性を思い描く方が多いでしょう。どんなイメージを描かれても、彼女が稀代の芸術家であることは間違いありません。
2016年には世界初のニュース雑誌として知られる米国「TIME」の「世界で最も影響力がある100人」に選出、日本では文化勲章を受賞するなど、今もっとも勢いにのっている前衛芸術家である草間氏。国内では約3年ぶりとなる個展がこのたび六本木で開催されます。
本展での最大のみどころが、日本未発表の大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」。
本作は2009年から草間氏が意欲的に取り組んでいる作品で、「しのびがたい愛の行方」「いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり」など、草間氏のインスピレーションがギュッとつまった超大作。
全500点ある本シリーズから今回展示される約130点はすべて日本初公開です。
初期に使っていたキャンバスはF100号(162.0×130.3cm)やS100号(162.0×162.0cm)でしたが、現在ではS120号(194.0×194.0cm)を使用。具象的なモチーフと抽象的なパターンで構成された、草間彌生ワールドに浸りましょう。
もちろん「わが永遠の魂」以外にも、本展には注目作が目白押しです。
ネット・ペインティングなどの人気作品から未発表作品まで、会場内には約270点が集まります。
なかでもオススメは草間芸術に欠かせない"鏡"を使用したインスタレーション「無限の鏡の間」。1965年のニューヨークでの活動中、「無限に反復し増殖する世界を表現する素材」として鏡を使ったのをはじまりとして、草間氏は数々の鏡を用いた作品を手がけてきました。
全面鏡張りのこの作品は、鑑賞者が実際に入ることができる造りになっており、まるで自分が作品の一部になったかのような気分を味わえます。
期間中は美術館の外も草間カラー一色に染まります。
屋外展示場は「水玉ガーデン」となり、高さ4.5m、幅5mの巨大な水玉柄のかぼちゃも出現!(このかぼちゃも中に入ることができるとか)
作品を堪能した後は、ミュージアムショップをチェック!
会場限定グッズが多数そろいます。
また、講演会や関連イベントも開催予定です。
今年88歳を迎えた世界的アーティストの集大成を、ぜひ目に焼き付けてくださいね。
イベント名: 「草間彌生わが永遠の魂」展
会場: 国立新美術館 企画展示室1E
住所: 東京都港区六本木7-22-2
期間: 2017年2月22日(水)~5月22日(月)
時間: 10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
(C)YAYOI KUSAMA
※ 生命の輝きに満ちて Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo/Singapore; Victoria Miro Gallery, London; David Zwirner, New York
この記事のライター
michill グルメ・おでかけ
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