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「実りの秋」「食欲の秋」ともいうように美味しい旬の味覚が目白押しの秋。その中でも特に女性に人気が高いのが和栗スイーツではないでしょうか。ほっこりとした素朴な味わいは洋栗とは違った和栗ならではの美味しさですよね。今回は、美味しさ太鼓判、秋の味覚ならではのおすすめ和栗スイーツをご紹介したいと思います。
まず最初にご紹介するのは、グランドプリンスホテル赤坂跡地に2016年にオープンした東京ガーデンテラス紀尾井町の4階に店舗を構えるパティスリー ラ・プレシューズ。
入口正面には繊細なケーキが並ぶショーケース。奥のスペースはガラス張りの開放感あふれる落ち着いたカフェスペースになっています。
こちらのお店では9月からその年の新栗を使用した和栗のモンブランが提供されており、毎年、このモンブランで秋の訪れを感じるファンも多いほどの人気の高い商品なのです。
かくゆう私もそのひとりなのですが、その魅力はオーダーが入るごとにマロンペーストを搾って作られる出来立てという点にあります。
栗の素朴な甘さを邪魔しないように無糖の生クリームが使われています。水分の飛びやすいマロンペーストと湿気が大敵のメレンゲの美味しさを損なわずに提供される出来立てのモンブランは、栗きんとんを思わせるほっこりとした味わいと香りが感じられる魅力的な一品です。
続いてご紹介するのは、モンブランの名店サロン・ド・テ・アンジェリーナの和栗のモンブランです。
ココシャネルも愛したパリの老舗サロンと同じレシピで作られるヨーロッパ産のマロンペーストを使用した濃厚な味わいのアンジェリーナのモンブランですが、ここ数年、新栗のシーズン限定で和栗のモンブランが発売されています。
和栗の風味を生かした甘さ控えめのマロンペーストに無糖の生クリームにサクッとしたメレンゲ。
通常のアンジェリーナのモンブランはちょっと甘さが強すぎて…。と、思っていらっしゃる方にもおすすめしたいひと品です。今シーズンは11月末までの販売とのことでしたので、どうぞお早めにお試しくださいね。
最後にご紹介するのは栗の町として有名な小布施の栗菓子の名店 小布施堂の栗あんケーキです。
大粒の渋皮煮が入った栗あんケーキは、パウンドケーキのように見えますが、食べてみるとさすが栗菓子の名店!と、唸ってしまうほどの栗の存在感。
その秘密は生地に練りこまれた栗あんにあります。
原材料欄を拝見すると栗・砂糖・バターの順で記載されていることから栗の比率が一番高いことが伺えます。
アーモンドプードルと一緒に栗あんが練りこまれているためとてもしっとりとした食感。
風味付けの洋酒も使用されていないので栗の美味しさをしっかりと味わうことができるひと品に仕上がっています。
また、1カットずつの個別包装になっているので気軽に購入しやすいのも嬉しい点ではないでしょうか。
お日持ちも2週間と比較的長いので手土産としてもおすすめです。
今回は3品の和栗スイーツをご紹介させていただきましたが、和栗の洋風スイーツは意外にも煎茶との相性がとても良いのです。
秋の夜長、お煎茶と和栗のスイーツでほっと一息、少し自分を甘やかしてみるのもいいものですよね。
是非、新栗の美味しい季節を逃さず、美味しい和栗スイーツを召し上がってくださいね。
この記事のライター
よしえ
210
アマイモノとお肉をこよなく愛する会社員。美味しいものを美味しく食べるには健康第一!と、医食同源をモットーに薬膳コンシェルジュの資格を取得。美味しい口福を求めて日々、街とネットのパトロールに精を出し、ブログ「そんな毎日、こんな毎日」で美味しい楽しい毎日を発信中。
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