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ファストフード店以外で食べるリッチなハンバーガーが流行りつつあります。食材や調理にこだわるハンバーガーは、女性にも人気ですが、東京・神楽坂にはおしゃれにハンバーガーを楽しめるお店マティーニバーガーがあります。肉厚ジューシーな料理があなたの食欲を刺激することでしょう。
東京のなかでも独特の雰囲気を放つ神楽坂。そこにある「マティーニバーガー」のハンバーガーは、間違いなく夢に出てくる系。一度食べたら忘れられなくなり、せっせと通いたくなる魅惑のハンバーガー。
ハンバーガーが美味しいことも人気の秘密ですが、「マティーニバーガー」がオトメ心をつかんで離さない理由は、おしゃれな雰囲気にアリ。全面ガラス張りの店内は明るくて、モダンでスタイリッシュです。バーとして使うお客さんも多いようです。「むしろ、ここはバーなんです! 」という女性の常連客もいます。
カウンターの奥にはカラフルなボトル、壁にはさわやかなフルーツの写真なんかが飾られていて、ハンバーガーショップらしからぬ(?)おしゃれ感。オリジナルカクテルも用意されているので、ハンバーガーが目当てじゃなくても楽しめます。
本題のハンバーガーはというと、東京では数少ない本格的なNYスタイル。焼き立てのパンに、100%ビーフの手作りパティがサンドされています。
単に100%ビーフなだけではありません。食感と満足感を最高値にするべく、肉厚……いや、極厚です。しっかりと内部に火を通しながら、表面は程よくこんがり焼かれています。香ばしさと食感から得られる満足度が極めて高いです。
店名を冠した「マティーニバーガー」や、チーズ好きなら見逃せない「五番街」、バーベキューソースが決め手の「ウェストサイド」など、さまざまなバーガーがあって目移りしてしまいますね。ハンバーガーらしからぬ個性的な名称ですが、すべてバーガーの名前です。ニューヨークのマンハッタンの地名や愛称が元になっています。
今回、オーダーしたのは名物バーガー「摩天楼」。トッピングは、タマネギ、ベーコン、チリ、マッシュルーム、アボカド、チェダーチーズ、ゴーダチーズと盛りだくさんで、オマケにサイドディッシュも付いています。
まず、具として含まれている「チェダーチーズ」と「ゴーダチーズ」に注目してください。どちらのチーズもハンバーガーにとって、いや、ビーフにとってベストなシンクロを誇るチーズ。
チェダーチーズはクセが少なく、肉によく馴染む万能チーズ。そこに強いコクとアミノ酸(旨味要素)たっぷりのゴーダチーズをプラスすることで、チェダーチーズだけでは表現できなかった「旨味とコクは強いけどクセがない」個性が生まれます。
ダブルチーズにより、全方位から肉の旨味を昇華させることに成功しているのです。
ガブリとかぶりつくと、チーズのコクとともに肉汁の旨味が広がります。パティの焼き加減も絶妙としか言いようがありません。厚めなので大量の肉汁がジュワッと溢れだし、100%ビーフ成分の肉汁を存分に堪能できるのです。
厚めの肉は加熱時間を長くする必要があるため、表面がパサつくことがあるのですが、ここでそんな心配は無用。焼き過ぎて肉汁が流れてしまった感じは皆無。生すぎる不完全さも皆無。すべて絶妙。トッピングとの相性もバツグンで、これぞ理想のハンバーガーといった存在感が堪能できます。
正直、お値段はファストフード店のハンバーガーより高めです。しかしこれ、ファストフードであり、ファストフードではないクオリティ。気軽に食べるのはもったいないようなお値段だけれど、それでも通ってしまうのは、お値段以上の満足感があるからなのです。
店名: マティーニバーガー
住所: 東京都新宿区中里町31
営業時間: 11:00~23:00 日11:00~22:00
定休日: 月 / 月祝の場合は営業で翌火休業
<グルメ担当記者FULL子 プロフィール>
日本のみならず、全世界の「おいしいもの」を求めて食べ歩くグルメ担当記者。実際にお店に出向いて食べ、撮影した料理しか記事にしないのがポリシー。美味しかった料理、興味深かった料理、心に残った料理しか記事にしないため、記者としてコスパがとことん悪いのが難点。
この記事のライター
michill グルメ・おでかけ
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