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一年中楽しめる牡蠣!?手土産にもぴったり!おつまみサブレ

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牡蠣大好き!以前紹介したお取り寄せの回でも語りましたが、悲しいかな次に牡蠣に会えるのは秋。その季節感、旬感もまたたまらない魅力ですが、会えないとより想いがつのるのが人の常。だけど、ありますよ!年中、食べられる牡蠣のとっておき!オイル煮?ふりかけ?カレー?ノンノンノン。ん?サブレ?え、パティスリー?

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目次

ケーキとお酒の相性を探究するパティスリー

広島市の銀山町にある大好きなケーキ屋さん「MUSIMPANEN」。

ケーキの、その複雑で味わい深い美味しさ、そして美しさで、大人気の広島が誇るパティスリーです。さらにシェフの川本俊介さんはイケメン!しかもお酒好き!なんです。

さらにさらに!私のようなお酒好きには嬉しいことに、ここ「MUSIMPANEN」では、カフェスペースでケーキをいただく際に「このケーキに合うお酒を…」とお願いすると、マッチしたお酒を合わせてくれるという…、さすが、お酒好きシェフの店!

これがまた…、いつも唸るほどのマッチ具合!ケーキに、様々なお酒に、どちらに対しても愛のある確かなマッチングに、いつもワクワクさせられっぱなしなのです。

今日のケーキには、どんなお酒?

今日は、ココア生地に酸味のきいたカシスと甘いミルクチョコのムースを合わせた「レイジー」には、ピノ・デ・シャラントのロゼ。

木苺、シナモン、ヘーゼルナッツ、チョコ、バラ、5つの個性が複雑かつ官能的に絡み合う「マーズ」には、赤ワインのメルロー サンジョベーゼを合わせてくれました(※お酒はその日によって異なります。何をあわせてくれるか、楽しみにオーダーしてみてくださいね)。

う〜ん、ベリーマッチ!ケーキとお酒が互いに互いの味わいを引き立てあって、ふくらみ、ひろがり…、何という幸福感!とろけます。

お酒好きのシェフ、大のロック好きでもあるのですが、このケーキの名前の元ネタ、わかるかな?

鉄工所由来?の牡蠣サブレ

さあ、前置きが長くなりましたが(笑)、一年中楽しめる牡蠣の話でしたね。ジャーン、これです!「カキの潮サブレ」。

牡蠣パウダーを使って作られた、このサブレ。その牡蠣パウダーは、なんと呉市にある「瀬戸鉄工」という鉄工所さんが作られているそう!

鉄工所の強力なプレス機が、乾燥した牡蠣をパウダー状にするのに適しているようで…今では全国に出荷しているようですよ。それをこんなサブレに仕上げてしまうとは!サスガです。

ビールも!日本酒も!進んじゃいます

口に入れるとサクッと香ばしく、ほのかに牡蠣の香り。チーズの風味とちょうどいい塩梅の塩気。そしてカリカリ小気味良いアクセントは、なんと若布。おいしいんですよー、コレ。はまります!

そして、欲しくなるのが、お酒。シェフお勧めのお酒は、ビールや日本酒。ちょっとかじっては、ゴクッとビール。お酒好きシェフの考え出した、その逸品!それはもう、合います合います!無限ループです。

私の本業は器屋なんですが、作家さんはほんっと〜にお酒好きな方が多いので、差し入れに手土産にと、重宝しております。

そして、美味しいものを愛して止まない、そんな作家さんたちに大好評!ってことで、自信を持って本当に皆様にお勧め、です。広島に来られた時は、お土産にぜひどうぞ。そして、喫茶でケーキとお酒もお忘れなく!です。

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この記事のライター

広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター

田中雪絵

地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!

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