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京都精華大学では、11月25日(木)16:20~17:50に作家・日中翻訳家の李 琴峰氏を招き、講演会『「あいうえお」から「芥川賞」まで——言語と文学の冒険の旅路』を行う。
同講演会は、オンラインのみで聴講が可能。視聴無料だが、聴講には事前申込が必要だ。申し込みは、「京都精華大学」公式サイトにて。
台湾生まれ台湾育ちで、中国語を母語とする李 琴峰氏は、15歳で日本語を習い始め、27歳で日本語文学の作家としてデビュー、更には31歳で芥川賞を受賞した。
「あいうえお」を覚えるところから「芥川賞」を射止めるまで16年。この16年間の言語学習の楽しさや挫折、文学創作の面白さと葛藤、ひいては李氏が考える日本語の面白さと美しさについて語ってもらう。李氏は来学して講演する予定だ。
李 琴峰氏は、日中二言語作家、翻訳者。1989年台湾生まれ。2013年来日、のち早稲田大学大学院修士課程修了。2017年、初めて第二言語である日本語で書いた小説『独り舞』にて、第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、作家デビュー。2019年、小説『五つ数えれば三日月が』で、第161回芥川龍之介賞、第41回野間文芸新人賞候補になる。2021年、小説『ポラリスが降り注ぐ夜』で、第71回芸術選奨新人賞を受賞。同年、小説『彼岸花が咲く島』で第165回芥川龍之介賞受賞。他の著書に『星月夜(ほしつきよる)』がある。
気になる人は、『「あいうえお」から「芥川賞」まで——言語と文学の冒険の旅路』を聴講してみて。
申込:https://www.kyoto-seika.ac.jp/lecture/assembly/2021second_a01.html
【京都精華大学2021年度後期アセンブリーアワー講演会】
11月25日(木)『「あいうえお」から「芥川賞」まで——言語と文学の冒険の旅路』ゲスト:李 琴峰氏(作家/日中翻訳家)
12月9日(木)『あいまいなものこそ面白い〜多様性のためのリベラルアーツ〜』ゲスト:伊藤亜紗氏(美学者/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
2022年1月13日(木)『特別だけど、特別じゃない、デザイン』ゲスト:髙田 唯氏(グラフィックデザイナー/本学客員教員)
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