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富士急行は、12月22日(水)より、富士急行線・下吉田駅の列車接近音を、地元出身のロックバンド「フジファブリック」の楽曲に変更する。
下吉田駅は、ロックバンド「フジファブリック」のフロントマンとしてボーカル・ギター、作詞作曲を手掛けた志村正彦さんの故郷。今回の導入は、志村さんの同級生である同社社員が声を上げ、志村さんの家族をはじめ、関係各所さまざまな協力の元、実現した。
今回導入するのはフジファブリックの中でも代表的な2曲で、河口湖方面行きは「若者のすべて」、大月方面行きでは「茜色の夕日」が、それぞれ列車接近時に流れる。なお、富士急行線として初めて、メロディへの編曲を行わず楽曲そのものを使用することで、志村さんの歌声と音楽をそのまま届けることとなった。
これに合わせ、下吉田駅のホーム上に、志村さんのプロフィールや、今回導入する楽曲について紹介したパネルを設置。デザインはフジファブリックのCDジャケットやグッズデザインを手掛けていた柴宮夏希さんが担当。日本国内だけでなく、海外にも多くのファンを持つ志村さんのことを、この地を訪れる世界中の人に知ってもらうため、プロフィールは英語・中国語・タイ語の翻訳もついている。
また、今回導入する2曲のもつ叙情的な雰囲気を一枚に表現したオリジナルデザインのヘッドマークを付けた車両を、導入日当日より20日間限定で運行。志村さんの音楽を世の中に広く伝えたいという思いが込められている。
“志村正彦さんをたくさんの人に知ってもらい、彼と彼が大切にしていた方々に恩返しをしたい”という地域の取り組み。実際に下吉田駅を訪れてみては。
特設ページ:https://www.fujikyu-railway.jp/fujifabric/
『若者のすべて』『茜色の夕日』(作詞・作曲/志村正彦)
フジファブリック/Licensed by USM JAPAN, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY
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