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世界初のアート御朱印NFTを京都のお寺・紫雲山 大泉寺がリリース

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目次


京都室町の紫雲山 大泉寺は、2021年12月14日(火)に世界で一番多くのNFTアートを扱うプラットフォームの一つ「OpenSea」にてアート御朱印NFTを公開した。

アート御朱印


かつて御朱印は、御利益を求め寺社を訪れ、写経などを行った証として和紙で作られた御朱印帳に達筆な文字と寺社の名の入った朱色の印を押してもらうものだった。

しかし今では、参拝記念であったり、心に響く言葉を伝える絵手紙風な物等など様々な形に変化したりしている。


最近は見た目も昔ながらの文字だけの御朱印ではなく、切り絵や水墨語、消しゴム判子、デジタルで描かれた物、エアブラシを使った物も増えている。

これらはアート御朱印と呼ばれ、新たな仏教美術の世界を形成し始めているのだ。

住職自らが描く“語朱印”


アートご朱印の中には、専門の御朱印デザイナーが描いた物もあるが、絵心のあるお坊さん自らが描いている場合も多くある。

同寺でも京都精華大学において日本画科を専攻し、少年ジャンプで連載されていた「ろくでなしBlues」などでもアシスタント経験のある松浦住職自らがデジタルやアナログで御朱印ならぬ、仏教に出会う入り口として絵と言葉を配した“語朱印”をコロナ禍が広まった2021年より頒布している。


描かれるモチーフは、お寺のオリジナルキャラである、お釈迦様型ロボットの「シャカもん」と「アマビエ」。

それぞれが季節ごとの出で立ちや風景と共に描かれ、仏教の言葉が添えられている。

アート御朱印を世界へ広げるNFT


この独自の進化を遂げたアートな御朱印文化を海外も含めた多くの人々に広めたいと思い立ったが、紙の物をそのまま海外へ展開する事は非現実的であり、かと言って単なるデジタルデータでは社寺と一対一の繋がりを感じる事は難しい。

そのため、取引履歴を暗号技術によって鎖のように繋げ、所持した人の正確な取引履歴を維持できるブロックチェーンと言う技術を使用したNFTに辿り着いたという。


同寺では元々海外への広がりを念頭に置いていたそうで、世界で一番多くのNFTアートを扱うプラットフォームの一つ「OpenSea」を選択したという。

年初からtwitter上にて観音菩薩を描いたNFT御朱印のgiveawayを実施し、100名あまりの人より申し込みを受けたという。

気になる人は、NFT販売サイトOpenSeaで紫雲山 大泉寺のアート御朱印をチェックしてみては。

紫雲山 大泉寺公式サイト:https://www.kyoto-daisenji.jp/



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