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農産物の運送業や倉庫業で西日本エリア最大手の「福岡ソノリク」が、子どもの居場所づくりをサポートする「子ども勉強広場」にて、オクラ約200本分が入った“オクラドーナツ”100個を子どもたちに届け、野菜の新たな楽しみ方を提案する活動を開始した。
「福岡ソノリク」は、野菜や果物の新たな魅力を発見するプロジェクト「ソノリク農作物劇場」を運営しており、野菜や果物を使用した独自の商品開発を行っている。
そのプロジェクトの一環として、この度“特に子どもたちに野菜を楽しく食べてもらいたい!”“型にはまらずに自由に野菜と接する機会を増やしたい”という思いから、約200本分のオクラが入った100個のオクラドーナツを、4月1日(金)に開催された子ども食堂「子ども勉強広場」へ届けた。
このオクラドーナツは、福岡で注目のクラフトドーナツ専門店「ケンジーズドーナツ」とのコラボで誕生した人気のドーナツで、「ソノリク農作物劇場」が開発したオクラ100パーセントパウダー“御来楽(おくらく)”を使用。
御来楽はコロナ禍で出荷困難となったオクラを丸ごと乾燥・粉砕したもので、1gにつき生オクラ約1本分の栄養が含まれている。
当日は、配膳作業をサポートする傍ら、社員が野菜に関するクイズやアンケートを行い、子どもたちとコミュニケーションを図りながら野菜の新たな楽しみ方を伝えた。
野菜に苦手意識を持つ子どもは多く、約半数の子どもが野菜のおかずを食べていなかったが、“野菜は嫌いだけどオクラドーナツはおいしい”と好評。何度もおかわりする子どもも多く、オクラドーナツには1個あたり約2本分のオクラが含まれていることを伝えると驚きの声も上がったそう。
これからも「福岡ソノリク」は野菜を楽しく食べられる商品開発と、子どもと野菜をつなぐコミュニケーション活動を継続。今後は試作品を子どもたちに試食してもらい、好評であれば商品化する予定だという。
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