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日本リユースシステムは、障がい者アート協会と協定を結び、SDGsに繋がる衣類の片づけ商品「古着deワクチン」を通して障がい者アーティストを応援する。「古着deワクチン」を利用する際に届ける「衣類回収袋」に、アーティストの庫美原氏が制作したアートを使用すると共に、利用数に応じて著作権料を支払うことで、その活動をサポートする。
「古着deワクチン」を運営する同社では、障がいのある人が自分の特性を活かして活躍し、輝く社会を目指している。その実現に向けて、「古着deワクチン」では日本やカンボジアの障がいがある人の自立支援に向けた取り組みを進めている。
今回、「古着deワクチン」でのアート採用をチャンスにステップアップし、芸術活動で成功したいという意思を持つ障がい者アーティストを支援したいという思いから、障がい者アート協会と連携してコンクールを実施し、視覚障がいがあるアーティストの庫美原氏の作品を採用した。
採用したアートは、5月頃より「古着deワクチン」の衣類回収袋のデザインに使用する予定だ。「古着deワクチン」の利用数に応じて著作権料を支払う共に、利用するユーザーが障がい者アートについて知り、庫美原氏の芸術活動を一緒に応援・サポートしてもらうきっかけとなることを目指している。
庫美原氏は、「生まれつきの視覚障害(ロービジョン)の関係もあり、指で描画することが多いです。たとえこのまま、視力を失くしたとしても描いていけるように、日頃から訓練しております。
今回の採用をきっかけに、画家活動が円滑になるように、環境整備に投資できるようになります。視力的に生活に支障がでておりますので、デジタル操作やメールのやり取りなどのお手伝いくださる方を募集し、お支払いするための資金として有効活用させていただきます。日本だけではなく、世界で活動できるようになりたいです。
烏滸がましいとは思いますが、『障がい者アーティスト』ではなく、『庫美原』というアーティストとして認識してもらえるようにと、念頭に置いております」とコメントしている。上記画像中央が庫美原氏。
同社は、障がい者の自立支援に繋がる取り組みと、SDGsの9つのゴール達成に貢献できることが評価され、2019年には第3回ジャパンSDGsアワード「特別賞(SDGsパートナーシップ賞)」を受賞した。
SDGsに繋がる衣類の片づけ商品「古着deワクチン」を通して障がい者アーティストを応援してみては。
古着deワクチン公式サイト:https://furugidevaccine.etsl.jp/
「たまのお」©庫美原
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