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10月10日(月)は、「世界同時ハミングデー」。同日に開催予定の国連世界宇宙週間JAPAN公式イベント“Humming for PEACE”に向けたプレイベントとして、9月9日(金)、47都道府県同時ハミングリレーがオンラインで開催される。
“Humming for PEACE”は、東京都で“歌詞のない歌”を作曲し活動している歌手・かくばりゆきえさんを中心に、2020年に発足。
元国連職員・事務局長としてアフリカに27年勤務していた萩原孝一氏や、コソボの現国連職員の武田幸太郎氏、Music For SDGs大久保亮氏などがプロジェクトリーダーに加わり、国内外に634名を超えるチームに発展している。
ハミングを歌うことで、心身を健康にする効果があると立証されたスウェーデンカロリンスカ研究所のデータをもとに、10月10日(月)の「世界メンタルヘルスデー」に合わせてイベントを開催。
世界数十カ国の人々がひとつに繋がり「心と身体の健康」を保ち、平和な気持ちを広げることを目指して、世界同時にハミング(鼻歌)で言葉を超えてつながりあうイベントを開催している。
同活動は「日本で最も盛り上がったイベント」として、2020年国連WSWJ音楽部門・平和賞を受賞。アメリカ国連本部に報告があげられた。
6月5日(日)には、スウェーデン民族学博物館ガーデンで開催された、国連環境プログラム50周年式典「ストックホルム+50会議」の公式サイドイベントにも選出され出演。かくばりゆきえさんがハミングの健康効果についてプレゼン・ディスカッションを行い、“Humming for PEACE”のテーマソングを歌唱した。
紛争の爪痕が残る多民族国家であるコソボ共和国にて、あらゆる民族がひとつに繋がることを目指すハミングコンサートを現地の国連職員が企画・開催するプロジェクトもスタート。世界中に活動の幅を広げている。
言葉を使わないハミングだからこそ、国や人種を超えて繋がることができるもの。同イベントでは、47都道府県からひとりずつ代表シンガーを選出。北海道から沖縄まで、公式テーマソングのフレーズをリレーしていく。
現在は、各地方のシンガーエントリーを受付中。共同代表シンガーとして広島代表・Vocal school CROONのmeggyさん、アメリカのアカペラチャンピオンになったグループWoman of the Worldの植田あゆみさん、ふなばしミュージックストリート実行委員長・千葉県代表の声松優一さんが参加している。
代表のシンガーが決定した都道府県は、“Humming for PEACE”のシンボルマークであるジグソーパズルでつくられた日本列島上で、緑色に変化。その様子はホームページ上で公開されている。
47都道府県同時ハミングリレーの開催は、9月9日(金)20:00~21:30。開催場所は、zoomによるオンラインとなる。
日本が平和なハミングでつながり、世界にバトンを渡すことを目指す同プロジェクト。気になる人はイベントページをチェックしてみては。
イベントページ:https://hummingforpeace.world/hummingforpeacejpn/
(山川温)
この記事のライター
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