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累計90万件以上のおいしい一皿が集まるグルメコミュニティサービス「SARAH」は、「FoodDataBank トレンドレポート2022年9月号」を公開した。同月号のテーマは、ゆるやかに男性人気が上昇しつつある「パフェ」。ユーザーの投稿情報が集まる外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」から見える結果を紹介しよう。
同サービスからパフェについてのデータを見ると、全体では20代以下の女性人気が圧倒的ながらも、男性の場合は年代が上がるに連れて人気が高くなっていることが分かった。
また、パフェに関する男性の人気度推移では、黄色いガイドラインがゆるやかに右肩上がりとなっており、年々人気が高まってきていることが分かる。
そして、パフェに関する男性の注目ポイントからは「見た目」が重要視されており、
注目度の高かった「見た目」の詳細として、「量」に関するキーワードが多く出現していることが分かる。なかでも「たくさん」「大きい」「ボリューム」「丸ごと」「ふんだんに」といった「量」が満たされている場合に評価が高い傾向に。
さらに「量」について評価の高い投稿は、平均価格も1000円以上と高単価であることが分かり、また、男性の評価でも「オシャレ」「映え」といったキーワードが平均点・価格ともに特に高いことが分かった。
そして、直近3年間の平均価格の比較から、男性がパフェに支払う金額が年々上昇している。また、1000円以下・1000円以上でパフェの平均点を比較すると、価格が高いパフェの方が平均点が高く、満足度が高い傾向にあるようだ。
SARAH内の投稿から「量」に関して注目すると、パフェの土台となることの多いアイスや生クリーム、コーンフレークではなく、贅沢に盛られたフルーツやほかでは味わえないソース、種類の多い具材など「トッピング」の量や贅沢さが満足度を引き上げていることが分かった。
まとめとして、パフェの人気は20代以下の女性が圧倒的だが、実は40代50代以上の男性人気が徐々に伸びてきている。人気の傾向としては、贅沢なフルーツやほかでは味わえないソース、トッピングの組み合わせなど、贅沢な盛り付けが「見た目」からも分かる一品が好まれる傾向にあるといえるようだ。
またその背景には、「コロナ禍で飲み会へ行く回数が減った」、「2次会、3次会には行かなくなった」という男性の、費用のかけ先に変化が出てきているのかもしれない。
自分へのご褒美スイーツとしてボリュームたっぷりの贅沢パフェを堪能してみては。
※投稿データの数値は、検索キーワードを含むレビューが投稿された頻度を月ごとに計算し、グラフ上の最高値を基準として、相対的に表したものです。100の場合はそのキーワードの投稿頻度が最も高いことを示し、50の場合は投稿頻度が半分であることを示します。0の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。
■SARAH
URL:https://sarah30.com/
リリース本文:https://corporate.sarah30.com/2022/09/149/
(よしだゆうこ)
この記事のライター
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