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遊びのスペシャリスト「おもちゃコンサルタント」の投票によって選出されるおもちゃ=グッド・トイ。2022年は45点のおもちゃが選ばれ、大賞や、各部門賞に輝いたおもちゃも発表された。
11月6日(日)、東京おもちゃ美術館にて2022年のグッド・トイに選ばれたおもちゃの授賞式が実施された。
各賞に選ばれたおもちゃを中心に、グッド・トイ2022を紹介しよう。
おもちゃコンサルタントの支持を最も集めたおもちゃに贈られる、グッド・トイ大賞。受賞したのは、形の美しさ、動きの不思議さ!五感を刺激する、IDEA IKEDAの「アルゴループ」。
筒状のループを手で上下させると、ビー玉の配置が一定の法則に従って変わる。くるくると変わる万華鏡のような幾何学模様に、子どもも大人も思わず釘付け!ビー玉が動くときの感触や音も、癖になる心地よさが魅力だ。
日本の木を最も有効に活用しているおもちゃに贈られる林野庁長官賞は、山のくじら舎の「かくれんぼパズル」が受賞。木の葉や貝殻、たまごの中で、生き物たちがかくれんぼ。パズル遊びはもちろん、ピースを使ったごっこ遊びも楽しめる。
多世代交流賞には、“親と子、祖父母と孫、身近な大人と子どもなど世代を越えた遊びのきっかけが生まれるように”という願いが込められている。受賞したのは、独楽工房 隈本木工所「こま人形シリーズ」。伝統を取り入れ、干支や、節句人形などの縁起物をかたどっており、世代を問わず、手に取って回したくなる魅力がある。
ユニバーサル賞は、どんな人にも寄り添えるような、多様な遊び方を可能にすることを重視したおもちゃに贈られる賞。
受賞したのは、ナカノの「リズムポコ オリジナルドラムセット」。ドラム、シンバル、カウベル、チャイムなどがコンパクトにまとめられた打楽器セットとなっており、楽器はスタンドから取り外せるので、みんなで合奏も楽しめる。
おうち遊び賞を受賞した、ハバ社(ドイツ)/ブラザー・ジョルダン社の「はじめてのゲーム・果樹園」は、小さな子も安心して楽しめるロングセラーの協力型ゲーム。カラスが果樹園を荒らす前に、プレイヤー全員で協力して果物を収穫していく。果物パーツは、きれいな色と適度な重さ・大きさで、ごっこ遊びにも活躍する。
美しい色、心地よい音、思わず手に取りたくなる形や手触りなど、“五感に訴えかけるおもちゃが心を動かし、生きる楽しみや喜びにつながるように”という願いが込められた、芸術と遊び賞は、IDEA IKEDAの「アルゴループ」が、グッド・トイ大賞とW受賞となった。
このほか、積み木、ごっこ遊びセット、ブロック、カードゲームなど、遊ぶ力を引き出し、人と人をつなぐおもちゃ45点がグッド・トイ2022を受賞した。45点のラインナップは、グッド・トイ2022公式サイト「GOOD TOY AWARDS」でチェックしてみよう。
グッド・トイ2022に選ばれたおもちゃを使って、この機会に親子で遊んでみては。
グッド・トイ2022公式サイト「GOOD TOY AWARDS」:https://goodtoy.jp/
東京おもちゃ美術館のWebマガジン「good us」:https://goodus.jp/
(江崎貴子)
この記事のライター
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