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日本速脳速読協会は、今年6月22日(水)に発売した書籍『1分読みトレ!』をかんき出版より重版する。
発売開始後、全国各地の書店で週間売上ランキング1位を達成したという本書。
読解力を向上させるための読みの「速さ」と「正確さ」を鍛える「速読解トレーニング」を書籍化し、子どもから大人までが手軽に、文章を読み解くために必要な基礎的読解力を鍛えることができるようになっている。
日本の教育は今、入試改革や学習指導要領の改定により、「文章や資料を速く正確に読み解く力」「物事を論理的に考え、自分の考えをまとめ、相手に正確に伝える力」を求める方向へ変化しているとか。
その結果、小学校、中学校、高校を通して、さまざまな種類の文章や図版をもとに考えをまとめ、その過程や結果について、相手が正確に理解できるよう根拠に基づいて論述する力の育成がますます必要とされている。
一方仕事でも、大量の情報や資料、文書を正しく速く処理する能力は欠かせなくなってきているとも。このような社会の変化が、本書のヒットと重版につながっているとしている。
速読解力トレーニング者の声としては、「たくさんの本が読めるようになって、文章を読むのが好きになった」「大量の文書や資料でも、量に苦戦することがなくなった」といった声が寄せられているという。
本書では、文章を読み解くうえで必要な技能を6つの要素に分けて、多種多様な問題文に取り組むことでそれぞれの技能の実力を確認することができる。
PART1 何がどうした? ――係り受け、PART2 あれ?これ?それ?どれ? ――指示語・照応、PART3 同じ?ちがう? ――同義文、PART4 これって、ありえる? ――定義と具体例、PART5 書かれていないこともわかるの? ――推理・推論、PART6 図や表のどこを見ればいい? ――図表の読解という内容に。
小学4年生以上で習う漢字にはルビがついており、無理なく取り組めるなど、子どもから大人まで誰でもできる他、短時間で取り組めるので、文章を読むのが苦手な人も気軽にチャレンジできるのが特徴だという。
他にも、図解とイラストで大事なポイントが一目でわかったり、問題には「バイオ燃料」「地産地消」などの身の回りの気になるテーマも登場するので、国語以外の教科の知識も身についたりといった特徴も。
また図表の問題が盛りだくさんなので、新しい入試で重視される「図表」の読解トレーニングにもぴったりだという。
監修者は言楽舎代表取締役の柳生好之氏。早稲田大学第一文学部総合人文学科日本文学専修卒業。東進ハイスクールなど大手予備校勤務やZ会東大京大コース問題制作を経て、リクルート「スタディサプリ」に参加。東大・京大・早大・難関国公立大・難関私立大・大学入学共通テストなどの受験対策講座を多数担当している。
仕様は単行本(ソフトカバー) 128ページ、1,375円(税込)で発売されている本書。自身や子どもの読解力アップの一助にしてみては。
(さえきそうすけ)
この記事のライター
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