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ダイナースクラブカードを発行している三井住友トラストクラブは、「ここでしか、見つけられないものがある。」というブランドスローガンのもと、カード会員に特別な体験を提供するイベントを年間を通じて実施している。
春と秋には京都の寺社仏閣を会場として会員限定の拝観イベントを開催しており、今秋は11月27日(日)に京都でも屈指の壮大な伽藍を有する浄土宗総本山「知恩院」で貸切特別拝観イベントが開催された。
同イベントは、A・B2つのプランで実施。AプランとBプランに共通しているのは、お念仏の根本道場である御影堂でのお念仏体験と、会員限定のライトアップ鑑賞・拝観だ。
BプランはAプランに加えて、通常は立ち入れない方丈・経蔵内・大鐘楼内部・御影堂内陣を特別に拝観できた。
今回の拝観会場となった「知恩院」は、浄土宗の元祖・法然上人が居を構え、念仏の教えを説き広げ、その生涯を閉じた念仏のふるさと。上人入滅後、浄土宗の総本山として信仰を集め、江戸時代初頭から徳川家が菩提所として厚く保護し、門跡寺院としての格式も備えている。東山三十六峰の一つ、華頂山のふもとに構えることから山号は「華頂山」だ。
秋の紅葉シーズンには夜間ライトアップが行われており、祇園や河原町に近い交通至便な場所でもあることから、多くの観光客が訪れるのも特徴だ。
経蔵には、一切経が収められた大きな八角輪蔵が据えられている。
一回回せば一切経全帖を称えた功徳を積めるといわれているが、今回は参加者が輪蔵の周りをぐるりと回って功徳を積んだ。
撞けばその音は京都市中に響き渡るといわれる大鐘楼。重さ7トンほどもあり、「落ちないと分かっていても、真下に入ると少し怖いですね。」と苦笑する人も。
ライトアップでは葵の御紋が映し出され、迫力が増した。
大方丈では、プラン参加者に抹茶と菓子がふるまわれた。一服を嗜みながら、方丈を飾る群鶴の紺碧障壁画(狩野尚信・画)と窓外の名勝庭園を楽しむ、贅沢なひとときに。
法然上人の姿を写した尊像(御影)をまつるため、御影堂と称されている。三門とともに国宝建築。徳川三代将軍秀忠の寄進によって再建され、2011年から9年に及ぶ平成大修理を終えたばかり。
内陣には上人の御影をまつる厨子のほか、徳川三代をまつる厨子三体もならび、創建時の壮麗な姿を間近に見ることができた。
御影堂はお念仏の根本道場とあって、そのスケールは圧倒的。ここに特別拝観参加者約700名が集まり、一人ひとりに木魚が用意された。
特別法話、お念仏の称え方の説明を聞いた後、全員で木魚をたたきお念仏を称えた。
お念仏体験が終了した頃合いに、ライトアップが開始。一般の参拝客が入ってくる18時までの約1時間、参加者は思い思いに、照らし出された「御影堂」や三門、大鐘楼などを鑑賞し、記念写真を撮って楽しんだ。
この機会にダイナースクラブ会員限定のイベントをチェックしてみては。
ダイナースクラブ ウェブサイト: https://www.diners.co.jp/ja/pvt.html
(山川温)
この記事のライター
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