紙容器ミネラルウォーター「清流咲良之舞」、石川真澄氏とコラボしたデザインに注目！

サクラ食品工業は、紙容器ミネラルウォーター「清流咲良之舞(せいりゅうさくらのまい)」を4月12日(水)に全国で発売した。

京都文化を支える伏見の地下の名水を使用

同商品は、京都伏見の地下水を使用。程よくミネラルを含んでおり、きめ細やかでまろやかな味わいの水を無菌充填している。

京都伏見では、20を超える蔵元が天然の良水を用いて酒を造っている。また、伏見の水は「京友禅」などの着物産業にも利用され、古くより「伏水(ふしみず)」と呼ばれている。まさにｍ1200年にわたり京都文化を支えてきた地下の名水だ。

浮世絵表現で独自の世界観を描く石川真澄氏とコラボ

パッケージデザインは、新たな浮世絵表現の画家・絵師として各界から注目を集める石川真澄氏とコラボ。「美しい水には美しい精が宿っている。」をデザインコンセプトに、浮世絵美人が京都のおいしい水を優雅に舞う水の精に見立てて表現されている。

水らしさを強調するため、伝統的な浮世絵の技法のひとつ「藍摺絵(あいずりえ)」を意識した青の濃淡によって、舞姿が描かれた。このような色調は、同氏の作品としては初めてであり貴重な作品となる。扇子には同社のロゴ「SKR」の文字があしらわれ、石川真澄氏らしい遊び心が垣間見られる仕上がりとなった。

世界に知られるブランドへ

同社社長の藤原氏は、一見平凡で特徴を作りづらい“水”という商品を、石川真澄氏の芸術性によって作品へと昇華させ、世界に知られるブランドへ飛躍させたいとの思いで、同氏にデザインを委託。

今後は、ホテルおよび土産物店のほかに、国際会議での同商品の配布などを通じて、全国に展開される予定だ。日本らしさがあふれるデザインでインバウンド需要獲得を狙うという。なお、同社はムスリム旅行者への配慮として、無菌充填ラインで日本イスラーム文化センターの監査を経て、ハラル認証を取得している。

1200年の歴史を支えてきた京都伏見の水と、400年の歴史を物語る江戸の浮世絵が融合した「清流咲良之舞」を手に取ってみては。

■ミネラルウォーター 清流咲良之舞
標準小売価格：256円(税込)
内容量：330ml
賞味期限：1年
ブランドサイト：https://www.sakurasyokuhin.jp/sakura-water/

(Higuchi)