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兵庫県姫路市のイベント情報をお届け。「姫路城100本のトランペット」と、コレクション展「春の祭典―生きる力を生み出す大地」を紹介しよう。
姫路城の世界遺産登録30周年を迎えることを記念して、6月17日(土)、姫路城三の丸広場特設会場で「姫路城100本のトランペット」が開催される。
■予想以上の応募により出演人数を変更
姫路市によると、同コンサートの開催にあたり出演者を全国から募集したところ、想定をはるかに上回る213名の応募が寄せられたとのこと。当初は、応募者の中から出演者100名を選考する予定だったが、世界遺産登録30周年を記念する「祭り」であり、全国各地から多くの応募があったことから、出演者の選考を行わず213名の応募者全員が出演することになった。
当日は、出演者213名に、プロ奏者13名がゲストとして加わり、総勢226名のトランぺッターが姫路城に集結。高らかで華やかな祝祭の音色を奏でる。
■演奏曲目
指揮は、東京藝術大学名誉教授の杉木峯夫氏。
姫路城世界遺産登録30周年 特別記念奉演 献呈作品(世界初演)/八木澤教司、王宮の花火の音楽より「序曲」「平和」「歓喜」/G.F.ヘンデル、歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲/G.ヴェルディ他が演奏される。
開演は16時00分で雨天時は6月18日(日)に延期。観覧料は無料で事前申込不要だ。
200名以上によって奏でられるトランペットの演奏は、必聴だ。
■姫路城100本のトランペット
日時:6月17日(土)16時00分開演、雨天時は18日(日)に延期
会場:姫路城三の丸広場特設会場
観覧料:無料(事前申込不要)
HP:https://himeji-culture.jp/hall_event/9340
開館40周年を迎える姫路市立美術館は、開館40周年記念コレクション展として、「春の祭典―生きる力を生み出す大地」を開催する。前期は、4月22日(土)~5月14日(日)、後期は5月16日(火)~6月18日(日)の期間行われる。
■幅広いジャンルを網羅するコレクション
「郷土ゆかりの美術家の優れた作品及び郷土の歴史・風物等に関する美術作品」「日本の近現代美術」「ベルギーなど海外の近現代美術」という3つの収集方針に基づくコレクションは、現在、所蔵作家311人を数える。同展では、ジャンルを横断してさまざまな芸術分野に影響を与えた革新的な20世紀バレエ音楽「春の祭典」をテーマに、「伝統」「革新」「郷愁」「リズム」の4章構成で、全所蔵作家311人の作品を展観。
姫路ゆかりの美術工芸から同時代の美の動向を表すデザインや現代美術まで、近現代美術を中心に幅広いジャンルを網羅するコレクションは、「春の祭典」同様、革新性に満ちたそれぞれの時代を生きた人々の尊厳の表れであり、今を生きる私たちの生きるヒントとなるだろう。
■ワークショップやギャラリートークも
同展開催を記念して、関連イベントも実施。
5月13日(土)と14日(日)14:00~14:40は、ダンスパフォーマンスイベント「MAMMOTH 」、5月13日(土)10:00~12:30は、ワークショップ「ちいさな生きものブローチ作り」、5月21日(日)11:00~は、小学生以上を対象に「子どもギャラリーツアー」、5月6日(土)と6月10日(土)各回14:00~14:30は、「学芸員によるギャラリートーク」が行われる。
参加方法などは、ホームページで確認を。家族で足を運んでみよう。
■春の祭典―生きる力を生み出す大地
会期:前期:4月22日(土)~5月14日(日)、後期:5月16日(火)~6月18日(日)
会場:姫路市立美術館 企画展示室
住所:兵庫県姫路市本町68-25
開催時間:10:00~17:00
休館日:月曜日
観覧料:一般700円、大高生400円、中小生200円
公式HP:https://www.city.himeji.lg.jp/art/index.html
コンサートや企画展をきっかけに、姫路市に遊びに行ってみては。
(ソルトピーチ)
この記事のライター
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