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高卒の専業主婦である鎌田めぐみさんが、夫のうつ病や子育て、遠距離介護に直面しながら、大学で心理学やMBAを学び、心の病を抱える人々を支える側の葛藤を綴った書籍『気になる人が90%「ほぼうつ」だと思ったら。』が出版された。
夫のうつを乗り越えた元専業主婦が自身の波乱万丈の半生を通じ、勇気と希望を与える1冊だ。
同書は、社会から取り残されていた高卒専業主婦が「夫のうつ病」「子育て」さらに「両親の遠距離介護」といった困難に直面し、打ちのめされていたときに社会復帰し、無我夢中で大学に入学。心理学を学び、走り続けてMBA取得まで果たす姿が描かれた100%事実の物語だ。
同氏は、読者に「人生は自分次第」という勇気と希望を与えたいという。心の病気を抱える人々だけではなく、その人を支援する人々も助けたいとも。自身の問題を解決するために、強い意志と積極的な学びの道を選び、「自分自身が自分を救うことができる!」という真実を実感したとし、その確信を同書の中で伝えている。
また、著者の身近な50人からの「大切な言葉」「人生を変えた言葉」も掲載されており、不安な時に1歩前に進める助言が記されている。うつの人も、その人を支える人も良い方向に進めるきっかけを得られる1冊だ。
著者・鎌田めぐみさんは、1973年愛知県生まれ。1998年に結婚を機に東京に。1999年長女出産、2002年次女出産、2005年に夫がうつ病を発症。その看病と同時に、東京と愛知間で両親を遠距離介護しながらの育児を経験。
2006年に8年間の専業主婦を経て社会復帰、2008年より介護、育児、仕事をしながら武蔵野大学で心理学を学び、認定心理士、産業カウンセラー取得。2022年には相模女子大学大学院社会起業研究科 社会起業修士(MBA)取得。同年5月、うつをはじめつらくなっている誰かを支えている人をサポートする「and feel happiness」を立ち上げた。
同書のイラストは、同氏が大好きな漫画家『ツレがうつになりまして。』の細川貂々氏に、彼女自身が直接依頼し実現。帯は同氏の相模女子大学大学院在学時の恩師であり、働き方改革、女性活躍、SDGsとダイバーシティ経営など幅広いテーマで活躍、「婚活」という言葉の名付け親でもある、相模女子大学大学院特任教授の白河桃子氏に依頼している。
まさにつらくなっている人など、1人でも多くの人々に届くよう執筆された同書。構成は、第1章 私のもどかしい出来事たち~大切な誰かがいること~、第2章 自分じゃないからもどかしい~過去の私と新しい私~、第3章 私の大切な人たちからの「大切な言葉」。ありのままの自分を認めてくれる言葉や、落ち込んだときに元気をくれる言葉、人生に迷ったときに「誰か教えて」と思うときの言葉なども紹介されている。
同書は112ページ、価格は1,400円(税抜)で発売中だ。
なお、5月21日(日)13:30~16:00に出版記念ワークショップを開催。場所は、Visionary Work Garage。自己紹介に続き、同書を直接渡した後、著者・鎌田めぐみさんのトーク、ワークショップ&お茶会&マインドフルネスという内容だ。
同書と併せ、出版記念ワークショップもチェックしてみて。
■出版記念ワークショップ
場所:Visionary Work Garage
住所:東京都渋谷区富ケ谷1丁目6−10 代々木公園ビル3F
申し込み:https://hoboutu.peatix.com/
(さえきそうすけ)
この記事のライター
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