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インクルーシブ・モデルエージェンシー「グローバル・モデル・ソサイエティー(以下GMS)」は、5月よりモデルとして自立を目指す障がい者を広く募集する。
インクルーシブ・モデルエージェンシーとは、障がいの有無や性別、性的志向、人種などの様々な違いや属性に左右されないモデル事務所のことを指す。
インクルーシブ・モデルエージェンシー「GMS」は、プロフェッショナルな障がい者モデルを発掘し、多様化するファッション界のニーズに応えるインクルーシブなモデルエージェンシーだ。
社会のしくみや価値観の多様化が浸透してきている現代、ファッションをはじめ、メディアの世界でもその大きな流れが押し寄せている。
「GMS」は、障がいのある人、LGBTQ(エルジービーティーキュー)の人々もその個性を活かし、最先端のメディアの顔として活躍するためのビジネスステージの提供をサポートしている。
「GMS」は、国内のみならず世界のステージを目指すために、2022年12月、世界を代表するインクルーシブ・タレントエージェンシー「Zebedee」とのパートナーシップ契約も締結した。
「GMS」が目指すのは世界進出できるモデルの創出だ。
日本は、パラリンピック自国開催が推進力となり、優しい街づくりを始めとするハード面のバリアフリーは進んだが、障がい者やLGBTQの人々がモデルという職業を生業としていくことは、まだまだ難しいのが実情だ。
しかし、世界では「Zebedee」をはじめとした沢山のインクルーシブ・モデルエージェンシーが活躍し、多種多様な個性あふれる障がい者をプロのモデルとして創出し活躍の場が広く提供されている。日本国内では難しい活動も、世界のステージから始めることで、「GMS」から日本へ向けて発信していくという。
また、これからは障がい者自身も、自らの個性を理解し、最大限にアピールすることで、健常モデルとなんら変わらず、同じステージで実力を発揮できる時代が到来すると「GMS」は確信している。
「GMS」が活躍できる場の創出をすることで、ファッションは障がいの壁を越えられると信じている。加えて、多様性から取り残されているモデルたちの活躍の場を広げ、世界を目指すことで、日本のファッション業界や社会に新風を起こしたいと「GMS」は考えている。
障がいがあっても言葉や国籍も関係なく、世界のステージを目指すビッグな新人モデルを発掘、育成する「GMS」に興味のある人は、公式サイトでモデル募集の詳細をチェックしてみては。
「GMS」公式サイト:https://www.gms.tokyo.jp/
(角谷良平)
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