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4月28日(金)、Maria Projectは、知育アプリ「KIKASETE(きかせて)」にてアプリ画面をこれまでの横画面から縦画面に改修し、絵本の読みやすさを改善した。
ベネッセコーポレーションの「たまひよ妊娠・出産白書2023」によると、子育てが「充実していると思う」「楽しい・幸せを感じる」と回答した母親は約9割いる一方、日本社会は「出産・育児がしにくい」と回答したのは76.8%に上り、理由として「経済的・金銭的負担」と「社会の理解や支援の不足」の割合が高くなっているそうだ。少子化が急速に進む今、子育て当事者に寄り添った取り組みやサービスが求められている。
Maria Projectは、2019年に絵本を題材とした知育アプリ「KIKASETE」を開発。
「KIKASETE」は、絵本の読み聞かせをアプリが行った後、気持ちや考えを引き出す質問を投げかけ、子どもに発言してもらう対話機能を備えている。
親はアプリをしている子どもの側で家事や自分のことをしながら、子どもの考えに触れてコミュニケーションを取ることができるようになっている。
ユーザーから、絵本の冊数が増え、「お気に入りの絵本がわかりやすいところに来てほしい」といった声があり、今回の改修により「ほんだな」が図鑑形式となり、絵本を選びやすい仕様となった。
また、絵本を大きく表示できるようになり、絵本の世界への没入感をもたらすようになった。
Maria Projectの代表は、5人の子育てと仕事を両立する母親で、「親も子どもと一緒に楽しみながら絵本に触れたい」という思いが「KIKASETE」の誕生のきっかけとなったという。今回のアップデートを通じて、「KIKASETE」が絵本を通じた親子のコミュニケーションの時間を確保し、子育てをする人々の助けとなりたいと思っているそうだ。
アップデートしさらに使いやすくなった「KIKASETE」を子育てに活用してみては。
KIKASETE:https://kikasete.mariaproject.com/
(角谷良平)
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