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【沿線調査】観光地も自然もたくさん!横須賀線沿線の住み心地は?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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【沿線調査】観光地も自然もたくさん!横須賀線沿線の住み心地は?

JR横須賀線は、東京駅(東京)と久里浜駅(神奈川)の間を走行する電車だ。観光地として人気の鎌倉駅のほか、品川駅や横浜駅、大船駅などのターミナル駅にも接続しており、交通利便性は高いように思えるが、実際に沿線に住む人々はどう感じているのだろうか? 今回は、沿線に住む横須賀線ユーザー150人にアンケート調査を実施。その住み心地を聞いた。
通勤や通学のストレスが少ない!? ユーザーが気に入っているところとは?

まずは、「今住んでいる沿線の好きなところ・気に入っているところはどこですか?」という質問をしてみた。TOP10は以下のような結果に。

●好きなところ(複数回答)
1位:どこに行くにも便利(67.6%)
2位:ほかの沿線に乗り換えしやすい(36.6%)
3位:座れる頻度が高い(25.5%)
4位:好きな駅やスポットがたくさんある(19.3%)
5位:都心のターミナル駅に出なくても沿線上に栄えた駅があって便利(18.6%)
6位:走行中の景色が好き(17.2%)
7位:ラッシュ時も混雑が少ない(13.1%)
8位:乗客のマナーが良い(12.4%)
9位:運行本数が多い(11.7%)
10位:電車内がきれい(9.0%)

上位2項目については、その理由を聞いてみても、「乗り入れ路線数が非常に多い」(32歳・男性)や「東京方面にも、横浜方面にも、1本で出られる」(30歳・女性)、「横浜、品川、東京など、主要な駅に行きやすい」(37歳・男性)などの意見が散見された。

また、3位「座れる頻度が高い」は、今回調査を行った全15路線中、都営地下鉄大江戸線(29.5%)に次いで、2番目に高いポイントを獲得。「都心に出る際、座って行けるのがいい」(41歳・男性)、「ラッシュでも座れる」(34歳・女性)との声もあり、通勤時に感じるストレスが少ないというのも、JR横須賀線の魅力といったところだろう。

交通利便性に関することだけでなく、4位「好きな駅やスポットがたくさんある」、6位「走行中の景色が好き」といった項目を選ぶユーザーも多く、「沿線に鎌倉や横須賀など、景色がいいところが多く、見ていて飽きない」(41歳・男性)や「横須賀の軍港や、北鎌倉の物静かな景色が好き」(51歳・男性)など、沿線愛あふれるコメントが見受けられたのも、ユーザーの満足度が高い証拠だろう。

「運行本数が少ない」……15路線中ワースト1位!

沿線の好きなところについて意見を聞いてきたが、反対に「ちょっとここは直してほしい……」なんてところはないものだろうか? そこで、「今住んでいる沿線で、もう少し改善されるといいのに……と思うところはどこですか?」という質問で、ユーザーたちのホンネを探ってみることに。TOP10を紹介しよう。

●改善してほしいところ(複数回答)
1位:悪天候時や事故など、遅延が多い(34.0%)
2位:運行本数が少ない(33.3%)
3位:通勤ラッシュ時の混雑が激しい(28.0%)
4位:あてはまるものはない(24.0%)
5位:乗車運賃が高い(20.0%)
6位:ほかの線との乗り換えが不便・面倒(16.7%)
7位:終電が早いもしくは始発が遅い(11.3%)
8位:駅のエレベーターやエスカレーターが少ない(6.7%)
9位:駅やホーム、トイレが清潔ではない(4.7%)
10位:電車の種類が多くて複雑(2.7%)

1位の「悪天候時や事故など、遅延が多い」については、「路線の距離が長いため、遠いところで起こったことでも影響がでやすい」(56歳・女性)、「JR東海道本線やJR京浜東北線と並走している区間があり、その影響を受けやすい」(61歳・男性)などのコメントが多く、事故時も一部区間だけ運行してほしいなど、もう少し融通の利いた対応を求める声が多い様子。

注目すべきは、2位「運行本数が少ない」。実は、今回調査を行った全15路線中で最も回答者が多かった項目だ。「5分に1本ほしい」(25歳・男性)や「ほかの路線よりも待ち時間が長い気がする」(34歳・女性)、「ピーク時以外、10分~15分に1本くらいなので、もう少し多く走っていると便利」(25歳・男性)などのコメントが見られたが、それは7位「終電が早いもしくは始発が遅い」にも影響しているよう。特に終電が早いことに不満をもっているようで、「品川発下りが0時前は早い」(46歳・男性)、「終電が早いので、遅くまでのイベントに参加しづらい」(50歳・男性)と、沿線エリアに居住し都内で働くお父さんたちは、ゆっくりお酒を楽しむことも難しいのかも……。

鎌倉・横浜だけじゃない! 個性豊かなJR横須賀線沿線

ここまで、沿線の好きなところと改善してほしいところ、それぞれユーザーのホンネを探ってきたが、「今住んでいる沿線は好きですか?」という問いに対しては、「とても好き」(23.3%)「好き」(48.7%)と、72.0%のユーザーが沿線を気に入っている。一方で、「嫌い」(0.7%)「あまり好きではない」(2.7%)は、わずか3.4%にとどまった(「どちらともいえない」は、24.6%)。しかし、この質問に対する回答は、今回SUUMOジャーナルが調査を行った全15路線で総じて数値が高い。東京メトロ日比谷線と並んで72%もの支持を得ているが、全体的に見ると下から4番目だった。

これからJR横須賀線沿線に住もうと考えている人に向けて、オススメポイントも聞いてみたところ、「物価が安い」(42歳・女性)といった意見が見受けられたが、なかでも多くのユーザーが回答したのは、「自然」の多さ。

「海も山も楽しむことができる沿線」(41歳・男性)
「鎌倉の古い町並みが楽しめるだけでなく、近くに海があり、自然を満喫できる」(37歳・女性)
「自然の多い場所から都心方面までつながっているので、ファミリーで住むのに適している」(31歳・女性)
「自然が多く、静か」(42歳・男性)

続いて、デート・子連れ・穴場のスポットを教えてもらった。

●デートするなら?
・新川崎駅/夢見ケ崎動物公園「無料で楽しめる」(29歳・女性)、「川崎市が運営していて無料。高台にありお客さんは少ないが、癒やされる」(53歳・男性)

・横須賀駅/ヴェルニー公園・三笠公園「海辺の風景は米軍や海上自衛隊の艦船に囲まれ、公園のバラも美しい」(65歳・男性)、「軍艦に乗船もできるので、船好きにはいい」(41歳・男性)

・大船駅/神奈川県立フラワーセンター大船植物園「敷地がとても広く、季節の花に囲まれてのんびり過ごすことができる」(31歳・女性)

●子連れでおでかけするなら?
・久里浜駅/横須賀くりはま花の国「ゴジラ像や季節の花々、園内トレイン、遊具もある」(65歳・男性)、「お花以外にも、足湯や公園が楽しめる」(43歳・女性)

・逗子駅周辺「浜辺で遊べる」(27歳・女性)、「海水浴ができる」(51歳・男性)

・東戸塚駅周辺「駅前のイオンスタイルは、遊びながら食事も楽しめる設備が整っていて便利」(44歳・女性)、「西武東戸塚のオーロラモール館は、子ども向けの催事が多く、Nゲージ(電動の鉄道模型)や鉄道員のなりきりなど、見逃せないものがたくさんある」(55歳・男性)

●穴場スポットは?
・保土ケ谷駅周辺「何もなさそうに見えて、実は球場があったり、ショッピングセンターがあったりする」(30歳・女性)、「冬はイルミネーションがきれい」(41歳・女性)

・大船駅周辺「アメ横のような店がたくさんあり楽しめる」(69歳・男性)、「商店街での買い物が安くて楽しい。夜は居酒屋が多くて楽しめる」(46歳・男性)、「昼間から飲める居酒屋があり、のんべえにオススメ」(65歳・男性)

・西大井駅周辺「静かで落ち着いている」(41歳・男性)、「穴場な飲食店が非常に多い」(32歳・男性)

・横須賀駅/どぶ板通り商店街「アメリカ系のお店がたくさんある」(45歳・男性)、「外国にいるような雰囲気」(34歳・女性)

ここ数年でめざましい発展を遂げた武蔵小杉や異国情緒あふれる横須賀、紫陽花が見ごろの古都・鎌倉などなど。それぞれの駅が異なる個性をもっているのが、JR横須賀線沿線の魅力といえるだろう。梅雨のジメジメした季節でも、飽きずに沿線散策できそうだ。

●調査概要
[沿線に関する調査]より
・調査期間:2017年2月23日~2017年2月27日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:JR横須賀線沿線に現在住んでいる、20~60代の男女
・有効回答数:150名 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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