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映像プロデュースやWEB制作事業を手掛ける「テラスサイド」は、9月28日(土)に台湾・高雄映画祭と共同で、「高雄映画祭2023」にて上映された短編作品4本を、東京で初上映するイベント「高雄テラスフェスティバル2024」を開催する。
「高雄テラスフェスティバル2024」は、台湾の才能あふれるクリエイターの魅力を知ってもらうために行われるイベント。会場は、東京都墨田区の映画館Strangerだ。
「高雄テラスフェスティバル2024」で上映される4つの作品を紹介しよう。
まずは、楊升豪 YANG Shen-hao(ヤン ションハオ)氏が監督を務めた『さよならデッドボール』から。
特殊詐欺グループの一員である阿正は、元野球選手。幼い息子と一緒にゲーム感覚で当たり屋をして小金を稼いでいた。だが当局の捜査の手が迫り、阿正は国外逃亡を余儀なくされる。息子との別れを明日に控え、好きな野球を二人で楽しみながらも葛藤する阿正だったが、金さえあれば父と別れずにすむと思いこんだ息子は、思いもよらぬ行動に出る。
続いて、許聖宗 Hsu Sheng-tsung(シュウ シェンツォン)氏が監督を務めた『Same』。
高校生の東仔は、思春期真っ只中。そんな彼の悩みのタネは、遠洋漁業に携わる父親が家に帰って来たことだった。日頃顔を合わせる機会が無かったことから、互いにどのように接してよいか分からず戸惑う父子。父親は船上生活が得意ではないものの、家族を養うために仕事を続けていた。偶然にも父親の苦悩を知った東仔。それまでぎこちなかった親子関係が徐々に変化していく。
『五福路の少女』は、丁冠濠 TENG Kun-hou(ディン グンホウ)氏が監督を務めている。
ある日、夫の運転する車が見慣れた道へ進んでいくと、小佟はふと高校の頃の記憶が蘇り、当時のことを回想し始める。幼い頃から「五福路」で育った彼女にとっては懐かしく、そして青春時代の思い出が詰まった特別な場所だ。林秀赫による同名の短編小説を改編した本作では、高雄の五福路を舞台に、主人公の小佟が女の子から女性へと成長していく姿がゆったりと描かれている。
最後は、吳季恩 WU Zi-En(ウー ジーエン)氏が監督を務めた『ちょっとだけ逃げてもいい?』。
不動産会社に勤める彦哲は、業績が求められる仕事にプレッシャーを感じ、その場から逃げ出してしまう。行く当てもなく辿り着いたのは、売れ残りの新築物件。物件を購入し、性サービスの女性を家に連れ込んで肉体的な欲求を満たそうとするが、彼女との何気ない会話を通じて、家庭や未来に対する希望を抱き始める。逃げることも時には重要!?東仔が出した答えとは?
「高雄テラスフェスティバル2024」のチケットは、全席指定席先着で、入場料は2,000円(税込)。チケットやイベントの詳細は、公式HPで確認を。
「高雄テラスフェスティバル2024」に足を運んで、それぞれの作品の世界を楽しんでみては。
■「高雄テラスフェスティバル2024」開催概要
日時:9月28日(土)20:15〜21:50 ※開場20:00~
会場:映画館Stranger
住所:東京都墨田区菊川3-7-1 菊川会館ビル1F
公式HP:https://terraceside.com/kaohsiung-fes2024
(ソルトピーチ)
この記事のライター
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