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全国文化遺産のPRプロデュースなどを行うROUGH LABOから、初の著書『夢を叶える!起業のノート ラフ描きで始まる、がんばりすぎないビジネスの作り方』が、9月11日(水)より販売中だ。
『夢を叶える!起業のノート ラフ描きで始まる、がんばりすぎないビジネスの作り方』1,980円(税込)は、著者の山本宝さんが26歳で起業し兵庫県神戸市の伝統的建造物群保存地区「北野異人館」のリブランディング、兵庫の日本三大神滝「布引の滝」のプロデュース事業などを行っている経験をもとに、「夢を叶えたい、起業したい」「地域に貢献したい」と思うすべての人が一歩踏み出すために具体的な手順と実践例を通じて背中を押すビジネス書だ。
「今の仕事に不満がある」「本当に自分がやりたいことをやれていない」「叶えたい夢があるけど、なにから始めればいいんだろう?」そんな悩みを感じている人にとって大切なことは「行動に移すこと」で、「そのためのイメージや計画を絵に描いてみること」。
そのために同書では、著者が実践してきた「ラフ描き」という方法を紹介している。
ポイントは、がんばりすぎないこと、機嫌よく人生を楽しむこと。自分らしくありながら、周囲の人たちを巻き込んでビジネスを作っていくためのコツを紹介している。
同書では、著者が実践してきた「ラフ描き」事例の一つとして、「北野異人館」のリブランディングを紹介している。
神戸市北野最古の「北野異人館」は空き家テナントとなっており、保全することを目的に利活用し「北野メディウム邸」と名づけ2022年に再オープンした。空き家で家具もなく人も集まらず北野町自体に若者が少なかった状態から、「北野異人館」にアフタヌーンティー・コワーキングスペース・撮影スタジオなどの導入を行い、2024年現在、来場者数は1万人を超え月間400~500名の女性が全国から訪れるまでに成長した。
こうした成功についても、一つの「ラフ描き」から生まれた。
文化遺産をプロデュースして運営を始めたら、「こんなことが起きたらいいな」「行政やお客様にこんな反応をしてもらえたらいいな」ということを具体的にイメージして、紙に描き、理想をイメージして行動したからこそ実現した結果だ。同書では、そこからどのようにシミュレーションをして、ゴールまで辿りついたかを余すことなく解説している。
「異人館」とは、明治から大正時代にかけて外国人が住んでいた洋風建築の建物群のことを指す。神戸には、神戸港開港後にやって来た外国人の旧宅が点在する異人館街「北野異人館」があり、洋風のデザインと日本の建築様式が融合した美しい建物として知られている。
この建物群では、ヨーロッパを感じるレトロでおしゃれな建物が30件ほど並び、そのうち20件程度が公開されている。連続テレビドラマの舞台になったことがきっかけで、以降、多くの観光客が訪れるようになり、お洒落なカフェやレストラン、雑貨のショップも誕生するなど、神戸を代表する観光スポットとなった。
また、国にとって価値が高い歴史的街並みであることからも北野町は1980年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
神戸の「北野異人館」をプロデュースした著者による『夢を叶える!起業のノート ラフ描きで始まる、がんばりすぎないビジネスの作り方』を、この機会に手に取ってみては。
北野異人館:https://www.kobeijinkan.com
ROUGH LABO:https://roughlabo.com/about
(江崎貴子)
この記事のライター
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