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【沿線調査】東海道本線と横須賀線を沿線に住む人の声で徹底比較!住みやすいのはどっち?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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【沿線調査】東海道本線と横須賀線を沿線に住む人の声で徹底比較!住みやすいのはどっち?

東京駅(東京)⇔熱海駅(静岡)を走るJR東海道本線と、東京駅(東京)⇔久里浜駅(神奈川)を走行するJR横須賀線。どちらも、東京駅を始発とし、品川駅、横浜駅、大船駅などのターミナル駅に停車する。今回は、それぞれの沿線に住むユーザー各150人にアンケート調査を実施。実際に沿線に住まう人々はどう感じているのだろうか?
停車駅は似ていても、「好きなところ」はバラバラ!?

まずは、それぞれの沿線の「好きなところ」で比較してみると、どちらも、「どこに行くにも便利」(東海道本線65.7%、横須賀線67.6%)が1位。2位も「ほかの沿線に乗り換えしやすい」(東海道本線34.3%、横須賀線36.6%)で、ポイント数もわずかな差が出るにとどまった。

横須賀線で3位にランクインした「座れる頻度が高い」の項目は、一方の東海道本線では8位。ポイント数で比較しても、前者が25.5%であったのに対し、後者は13.3%と大きな差がついた。また、「運行本数が多い」の項目も、東海道本線で32.9%、横須賀線11.7%。この結果から、東海道本線は「座れる頻度は低いが、運行本数が多い」、横須賀線は「座れる頻度が高いが、本数が少ない」ことが分かる。

さらにその他の項目でも比較してみると、結果は以下のとおり。
「電車内がきれい」(東海道本線6.3%、横須賀線9.0%)
「乗客のマナーが良い」(東海道本線6.3%、横須賀線12.4%)
「終電が遅いもしくは始発が早い」(東海道本線14.0%、横須賀線8.3%)
「これから発展していきそう」(東海道本線11.2%、横須賀線7.6%)
「遅延が少ない」(東海道本線10.5%、横須賀線4.8%)

こうしてみると、似た路線でありながら、座れる頻度や運行本数の多さ、遅延の少なさ、これからの沿線の発展への期待度など、意見が分かれる項目が多々あり、両路線の差異が浮き彫りになった。

【画像1】東海道本線・横須賀線ユーザーが沿線の「気に入っているところ」(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】東海道本線・横須賀線ユーザーが沿線の「気に入っているところ」(出典/SUUMOジャーナル編集部)

同じJRなのに……「乗車運賃が高い」の項目で大きな差

続いて、両路線の「改善してほしいところ」について比較してみたが、「好きなところ」よりもそれぞれの特徴があらわれている。

例えば、「乗車運賃が高い」の項目。東海道本線では42.7%で1位となったが、一方の横須賀線では半数以下の20.0%。「私鉄に比べて運賃が高い」(東海道本線・64歳・男性)といったコメントも多いようだが、どちらも同じJRの路線。運賃が高いという共通の認識はありながらも、ユーザーの肌感としては大きな開きがあるのかもしれない。

また、「通勤ラッシュ時の混雑が激しい」の項目でもポイント数に差が見られ、東海道本線では40.0%だが、横須賀線では28.0%。ポイント数に差はあるもののコメントでは、「年々ラッシュが激しくなっている」(東海道本線・44歳・男性)、「駅の収容人数に対し、利用人数が多すぎて大混雑」(横須賀線・44歳・女性)、「混みすぎて電車に乗れない」(横須賀線・29歳・女性)と、両沿線ユーザーの不満は同じ印象。

また、「運行本数が少ない」の項目を見ると、東海道本線17.3%に対し、横須賀線33.3%という結果に。しかし、こちらの項目でも「朝のラッシュ時は間隔が短いが、乗り遅れたら結構待つ」(東海道本線・21歳・女性)、「10時以降は1時間に4本くらい」(横須賀線・48歳・女性)、「10分に1本はほしい」(横須賀線・69歳・男性)など、両路線ユーザーとももう少し本数が増えたら……と感じているようだ。

【画像2】東海道本線・横須賀線ユーザーが沿線の「改善してほしいところ」(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像2】東海道本線・横須賀線ユーザーが沿線の「改善してほしいところ」(出典/SUUMOジャーナル編集部)

通勤や通学だけじゃない! プライベートも充実の両路線

両路線の「好きなところ」と「改善してほしいところ」を比較してきたが、「今住んでいる沿線は好きですか?」と聞いてみたところ、「とても好き」「好き」の合計が東海道本線で74.0%、 横須賀線で72.0%となり、いずれも満足度は高い。

それぞれ、これから住もうと考えている人に向けて沿線のオススメポイントを聞いてみたのだが、両路線とも交通利便性を挙げるユーザーが多かった。特に、男性からの支持は高いようで、「東京へも通勤圏内で、海や山があるので平日と休日のメリハリがある生活ができる」(東海道本線・47歳・男性)、「電車1本でたくさんの地域に行ける」(横須賀線・45歳・男性)など、通勤時に交通利便性の高さを実感する人は多いようだ。

では、コメントを参考にしながら、さらなる魅力も発見していこう。

●東海道本線
「海にも温泉街にもすぐ行ける」(東海道本線・48歳・男性)
「公園や医療機関、教育機関、商業施設などが充実しているので、子育てもしやすく、日々の買い物も便利」(東海道本線・22歳・女性)

●横須賀線
「鎌倉の古い街並みが楽しめて、近くに海があり、自然を満喫できる」(横須賀線・37歳・女性)
「なんでもそろう。病院も銀行も不便がないのに、都会すぎなくてごみごみしていない」(横須賀線・42歳・女性)
「通勤・通学や買い物の利便性と、自然豊かな住環境の良さが両立している」(横須賀線・47歳・男性)

気軽に都心に行ける交通利便性の良さもありながら、自然に触れ合えたり、観光気分が味わえるのが両路線の魅力。仕事だけでなく、プライベートも充実させたい人や子育て世帯にもオススメできる沿線のようだ。

利用せずになんとなくイメージするよりも、一度自分の目で見てから決めるほうがいい。まずは観光ついででも沿線の雰囲気を味わってみることで、住まい探しの選択肢が広がるかもしれない。

●調査概要
[沿線に関する調査]より
・調査期間:2017年2月23日~2017年2月27日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:東海道本線、横須賀線沿線に現在住んでいる、20~60代の男女
・有効回答数:300名(各沿線150名ずつ) 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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