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地域教育フェス実行委員会は、12月8日(日)の10:00~16:00に、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」直結の横浜情報文化センター内の情文ホールで、「不登校」や「発達障害」「学力アップの方法」に着目した無料イベント「地域教育フェスYOKOHAMA」を開催する。
2023年度、全国の小中学校で不登校の児童生徒数は、過去最多の34万6482人に達したという。しかし文部科学省が公表したこの数字は、教員への調査をもとに算出されたものであり、生き渋りや五月雨登校など不登校傾向にある児童も含めると、実際の不登校者数はさらに多いと言われている。
また近年は、集団行動ができない、友達とのコミュニケーションがうまくいかない、ミスや忘れ物が多いという発達障害の傾向にある子どもが急増しているとの報告もなされているとのこと。加えて学力向上は、常に親子の関心事となっている。
このような背景から、地域教育フェス実行委員会では、「横浜の子どもと家庭にもっと元気を!!」をテーマに、現在の社会で課題となっている「不登校」や「発達障害」「学力アップの方法」などに着目し、親子を応援する無料イベントを開催する。
「地域教育フェスYOKOHAMA」では、横浜市教育委員会後援のもと、トークセッションを実施。
10:10~10:40に、横浜市教育委員会 学校教育企画部長の山本朝彦氏によるオープニングセッション「横浜市の教育の現状について」。
10:45~11:45に、横浜市立長津田小学校校長の佐藤正淳氏と、JAMネットワーク代表理事の村上好氏による第1部「子どもが『不登校』?!親や学校が今出来ることとは?」。
13:00~14:00に、ソーシャルワーカー、KAKECOMI代表の鴻巣麻里香氏(オンライン出演)による第2部「SNS社会の現代、子どもの心と学力をどう育てる?」。
14:30~15:30に、横浜市立長津田小学校校長の佐藤正淳氏と、横浜創英高校 キャリア支援部副部長の田村奈穂美氏による第3部「『やりたいことがない!』現代のキャリア教育とは?」が行われる。
また、当日は、トークセッションの合間で、親子整体や体幹が安定するカラー診断、スクールカウンセラーなどによるブースなど、子どもも大人も楽しめるブースが用意される。
さらに、横浜市の教育への意見や、今回のフェスでの気付きなどを自由に投稿できる「みらい教育箱」が設置される。講師への質問から子どもの教育に対する想い、横浜市の教育でこんなことを取り入れてほしい、などを現地の「みらい教育箱」に投函しよう。
「地域教育フェスYOKOHAMA」は入場無料で、入退場も自由。事前申込は、イベントページにて受付中だ。入場者多数の場合は、事前申込優先となる。
地域社会が連携し、未来ある子どもの成長を促すイベント「地域教育フェスYOKOHAMA」で、横浜の教育の地域課題について考えてみては。
■情文ホール
住所:神奈川県横浜市中区日本大通11番地 横浜情報文化センター6階
イベントページ:https://peatix.com/event/4176167
(yukari)
この記事のライター
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