/
暮らしかたらぼ代表で、整理整頓清掃コーディネーターの根原典枝氏が、初の著書『片づけられるようになるために私がやったこと』を、12月13日(金)に刊行。12月17日(火)にamazonで販売開始、沖縄県内では12月25日(水)より、主要書店にて取扱い開始となる予定だ。価格は1,760円(税込)。
本書は、根原氏自身が片づけられない生活から脱却した経験を基に、試行錯誤を経て得た「片づけ習慣化メソッド」を紹介する実践ガイド。
掃除や整理・整頓の実践的な手法だけでなく、生活を整えるための心構えや考え方も詳しく解説している。年末年始、大掃除や決意を固める機会が増えるこの時期に、新しいスタートを切りたい人々におすすめの一冊だ。
本書は、序0章:「片づけ」と「整理整頓」は違う、第1章:片づけられない生活からの脱却!、第2章:アイテム別の分類が「整理」のカギ、第3章:仕組みと置き方のルールが「整頓」のカギ、第4章:汚れの種類を知ることが「清掃」のカギ、第5章:「習慣」のカギは毎日の積み重ね、第6章:「改善」があなたの暮らしをより良くするカギ、という構成になっている。
本書では、「沖縄流!無理しない片づけとそうじ」を提案。根原氏の通底する考えに、「あくまでも掃除や片づけは、生活を豊かにするためにするもの」ということが挙げられている。
子どもとの時間や自分の大切な趣味の時間を削ってまで、無理に掃除をする必要はないという考えだ。ふだんのコンサルティングでも、「ロボット掃除機に任せてしまおう」とか、「遠慮せずに人(プロ)に頼んでしまいましょう」といった、依頼者の負担を軽くするための助言が飛び交っているという。
どこか。根原氏自身が生まれ育った沖縄の風土や環境の影響もあるのだろうか、掃除に対して厳格さを求めることはない。その上で、あくまで「楽をするため」に家具や物を効率的に配置し、生活の質を高めることを薦める内容になっている。
また本書では、「ビジネスにも役立つ!掃除の習慣化メソッド」を提案。かつて、まったく整理整頓のできなかった根原氏が片づけに目覚めたきっかけは、ビジネス番組『ガイアの夜明け』を視聴していて、赤字だった会社が3S(整理・整頓・掃除)を実行し、黒字化していく様子を見たことだったという。
その時根原氏が気づいたのは、部屋をきれいに保つためには、スキルだけでなく、片づけを習慣化するための行動変容も大切だということ。そのために何より大切なのが、仕組みづくりとルールづくりだと考えた。
会社にしっかりとしたルールや規則があって、事業成長していくように、家の中にも仕組みとルールを定めることで、いつもきれいな状態が維持され、家族全員が心の平穏と時間のゆとりを持てると考えている。
1972年生まれ、沖縄県うるま市出身の根原氏は、20代でフィニッシングスクール西大学院に入学し、茶事文化への興味からイギリスを訪問。現地での暮らしの質の高さに感銘を受ける。
帰国後、ブライダル業界に就職するも、片づけられない生活が原因で仕事の効率に悩む。その後、結婚・出産を経て、片づけの重要性に気づき、実践を開始。2010年に、片づけで悩む女性をサポートするため、暮らしかたらぼを設立した。
根原氏は、以下のようにコメントしている。
「片づけを成功させるために大切なことは“しっかりと目標設定”し、“片づけを習慣化”することです。多くの人は目的やメリットが明確でないまま始めてしまうため、途中で挫折してしまいがちです。
かつて“片づけられない女”だった私自身も失敗の連続でした。しかし、何事も目標を定めて挑戦し続けると、失敗したとしても原因を追究し、解決策を見つけ、前に進むことができます。
私の失敗から得た知識やスキルを皆様に知っていただくことで誰もが整理・整頓・掃除ができるようになり、毎日を心穏やかに過ごせるようになっていただければ嬉しく思います」
現在、根原氏が実際に片づけの苦手な20代女性の部屋に訪れ、話を聞きながら整理・整頓・掃除を実践する「ノウハウ紹介動画」の配信の準備を行っている。
2025年1月中旬に配信開始予定とのこと。こちらもあわせてチェックしてみよう。
効率重視の“ゆる系”おそうじ本『片づけられるようになるために私がやったこと』を読んで、整理整頓や掃除の際の参考にしてみては。
暮らしかたらぼ URL:https://kurashikata.co.jp
(yukari)
この記事のライター
STRAIGHT PRESS
780
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けて、ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノなどの最新情報を“ストレート”に発信します。
グルメ・おでかけの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント