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SUUMOでは、毎年「住みたい街ランキング」を発表しているが、2017年度は「住みたい街」だけでなく、番外編として「デートで行きたい街」の調査も合わせて行った。一体どのような街がランクインしたのか。また、上位の街が「デートで行きたい街」として評価されたのはどのようなところなのだろうか。
2017年のデートで行きたい街ランキングの結果は
今年初めて調査を実施した「デートで行きたい街ランキング」。調査は、関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)在住の20代~40代の3996人に、「デートで行きたいと思う街」を、最大3つまで回答してもらい(各1点)、その合計得点数でランキングを作成した。
気になる2017年の結果は、1位が「銀座」、2位が僅差で「表参道」、3位が「恵比寿」と続く。一般的に華やかなイメージのある街が3つ並んだが、どのような点が「デートで行きたい」と評価されたのだろうか。今回は上位3つの街について、注目してみたい。
今回1位に輝いたのが「銀座」。ここ最近の銀座で特に話題となったのが、2017年4月20日に開業した商業施設「GINZA SIX」。日本初出店のお店も多く商業施設の数は200以上。魅力的なレストランも多く、さらにはアートまで展示され、オープン時に多くの人でにぎわったのがニュースとなった。さらに、今年の6月には、ロフトがフラッグシップストア「銀座ロフト」をオープン。また、これらの大型商業施設だけでなく、新しいカフェやレストランも次々とオープンしている。
このように新しいスポットやショップが日々増え、常に刺激的であるところが、今回銀座が「デートで行きたい」街1位に選ばれた要因の一つかもしれない。
ちなみに、どこか大人の街のイメージがある街だが、この調査結果も年代別に分析すると、
・20代 2位
・30代 1位
・40代 1位
というように、20代からも2位と順位は決して低くないが、特に30代、40代からの人気が高いことが分かる。
2位は「表参道」。銀座が30代や40代からの人気が高く1位を獲得していたのに対して、表参道は20代の得票数で1位を獲得している。表参道ヒルズといった人気の大型商業施設があり、また、カフェやレストラン、ショップの新規オープンが多いというのは1位の銀座とも共通しているが、銀座との違いは特に「若者からの人気が高い」ところといえそうだ。実際に美しい表参道並木を歩けば、デートを楽しむ若者を多く見かけることも多い。
「食」という観点では、近年では行列のできるパンケーキやポップコーンのお店が人気。また、海外の人気店が表参道を日本進出の1号店に選ぶことも少なくなく、新しいものが好きなカップルからの支持は高そうだ。
3位の「恵比寿」は住みたい街としても人気が高い街3位にランクインしたのは「恵比寿」。この恵比寿も1位2位の銀座や表参道と同様、恵比寿ガーデンプレイスという人気の施設があり、飲食店、カフェの新規出店も目立つ。また、9月7日には飲食に特化した商業施設「GEMS(ジェムズ)恵比寿」がオープンしたのもニュースになった。
一方で、恵比寿が銀座や表参道と違うのが、住みたい街ランキングでも2位(2016年度は1位)と人気が高いということ(銀座は27位、表参道は16位)。
SUUMOが運営する様々な街の魅力を紹介するサイト「SUUMOタウン」で恵比寿について書かれたこの記事のように、商業施設、飲食店が集まる駅周辺の魅力を享受できつつ、少し離れれば落ち着いた暮らしもできそうな街というイメージを持つ人も多いのかもしれない。
今回の調査で上位にランクインした「銀座」、「表参道」、「恵比寿」は、いずれも人気の商業施設があり「ショッピング」が充実していて、レストランやカフェが次々と生まれ、「食」も楽しめるという共通点が見られた。この2つが「デートで行きたい街」の重要なポイントなのだろう。ただ、デートの楽しみ方は、人それぞれ。今回の調査にランクインはしていないが、自分たちの好みに合った“デートで行きたい街”を探すのも、また楽しそうだ。
●参考この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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